凍らせてもおいしい!

ギムレットはカクテルとしても非常に飲みやすく、人気のあるメニューです。このギムレットは凍らせてフローズンにすることでもおいしく楽しめますよ。 作り方もシェイクしたギムレットを凍らせるだけ。アルコール多めなので、しっかり凍らせるとシャーベット状になりますよ。みじん切りにしたライムの皮やライムの果実を入れても香りよく仕上げるのでおすすめ!

ジンベースのおすすめレシピ3選

1. 飲みやすい。カシスのカクテル

カクテルに挑戦してみたいけれど、苦いお酒は苦手な方におすすめのレシピ。カシスの爽やかな酸味と甘さが心地よく、飲みやすいですよ。ガムシロップも加えるのでグイグイいけてしまいます。レシピ通りに作るとアルコールがやや強めなので、ジンの量を調整してみてくださいね。

2. 真っ赤な夕焼け。シンガポールのカクテル

さっと出されたら、嬉しくなってしまうような、真っ赤なカクテル。こちらはシンガポールにある「シンガポールスリング」というカクテルなんです。ジンの苦味と、レモンジュース・チェリーブランデーの果物の甘味のバランスがよく、はまってしまいますよ。

3. 爽やかな香り。ガラナのカクテル

ガラナのジュースで作る、カクテルのレシピです。ガラナジュースはジンジャエールのような、やや辛味のある味わい。ミントを飾れば、風味が豊かになります。すっきりした口当たりで、ゴクゴク飲めますよ。

「ギムレット」の名前に込められた意味

Photo by Snapmart

ギムレットという名前には、どのような意味が込められているのでしょうか?じつは、ギムレットのネーミングの由来には諸説あります。 まずはイギリス海軍の「ギムレット卿」が考案したという説。ギムレット卿は海軍の軍医であり、海軍隊の健康維持を行っていました。その際、アルコールの飲み過ぎを防ぎ、健康維持のためにジンだけを飲むのではなく、ライムジュースを飲ませることを提唱したと言われています。 また、ギムレットは「錨」という意味を表現しているという説も。船を停めておく錐は、先端が尖っていますね。ギムレットは飲み口が鋭い味わいなので、これを錨のイメージになぞらえたんだとか。

映画の名台詞「ギムレットには早すぎる」

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ギムレットといえば、「ギムレットには早すぎる」という名台詞をご存知の方も多いでしょう。 この言葉は、レイモンドチャンドラーのハードボイルド小説・同名の映画『長いお別れ(The Long Goodbye)』の中で出てきます。テリー・レノックスがマーロウにこのように語り、2人の深い友情を育みました。 また、作品の中では「本当のギムレットは、ジンとローズ社の(コーディアル)ライムを半分ずつ、ほかには何も入れない」とも。このレシピが甘口のスタンダードなギムレットとして定着しているのには、味わい深い理由があるんですね。 気になる方は、ギムレットを傾けながら作品を楽しんでみてはいかがですか?

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