4. 切り干し大根の卵焼き

この卵焼きは包んだり、成形したりせずに、フライパンひとつで簡単に作ることができます。台湾の家庭では、切り干し大根入りの卵焼きが定番のおかずとして人気です。

水で戻した切り干し大根と干しえびを炒め、味付けしておきます。溶き卵に両具材と長ねぎ、干しえびの戻し汁を入れてよく混ぜ、両面を香ばしく焼き上げるだけ。レシピでは紹興酒を使いますが、なければ料理酒でもかまいません。中華ながら蕎麦にも合う卵焼きです。

5. 野沢菜と卵の炒め物

こちらもフライパンひとつで手軽に作れる、卵の炒め物です。野沢菜のシャキシャキ食感と塩気、豆腐とのバランスがちょうど良いひと品。野沢菜を漬物として食べるのに飽きたら、ぜひ試してほしいおかずです。

野沢菜は塩抜きし、木綿豆腐は水切りして手で割っておきます。酒を混ぜた溶き卵を、フライパンで半熟に炒めてから、いったん取り出すのがポイント。野沢菜と木綿豆腐を炒めて調味料を加え、最後に卵を戻して仕上げます。

6. 枝豆入り茶碗蒸し

冷たくて夏にぴったりな、ゼラチンで作る冷製茶碗蒸しのレシピ。本格的に蕎麦つゆを作るためにだしをとるなら、多めに作って茶碗蒸しに利用してみましょう。

だし汁と調味料を火にかけ煮立ったら火を止め、ふやかしておいたゼラチンを入れて溶かし、豆乳を混ぜます。それを溶き卵が入ったボウルに加え、よく混ぜ合わせたら氷水で冷却。とろみがついたら具と一緒に器に注ぎ、冷蔵庫で冷やし固めます。最後に飾り用の具をのせて完成です。

蒸してから冷やす茶碗蒸しより、手間がかからず簡単で、豆乳を使うため卵の量を抑えられてヘルシー。ゼリーのような食感で、茶碗蒸し好きな子どもなら、喜んで食べてくれるはずです。

蕎麦のおかず【煮物】

野菜や肉などがバランスよく入った煮物は、家庭のおかずには欠かせません。和風の煮物なら、蕎麦の味を損なうことなくおいしく食べられます。

一度火にかければあとは煮込むだけなので、その間に蕎麦をゆでたり、準備したりと手間いらず。大皿に盛りつけて、みんなで取り分けながらいただきましょう。

7. 新じゃがと新玉ねぎのそぼろ煮

ごはんのメインにもぴったりな、ボリューム満点のおかずです。蕎麦だけでは物足りないという男性や、育ち盛りの子どもにおすすめのひと皿。やわらかくて風味の良い、新じゃがいもと新玉ねぎで作るレシピです。

ひき肉と皮付きの新じゃがいも、くし切りにした新玉ねぎを炒めて、水と調味料を加え煮込みむだけ。しょうゆを加えたら、最後に水溶き片栗粉でとろみをつけます。

8. 鶏となすのごましょうが煮

なすと鶏もも肉がゴロゴロと入っているので、しっかりと食べごたえがあります。味付けはめんつゆを利用するので簡単なうえ、蕎麦との相性も文句なし。

鶏肉はひとくち大に切り、めんつゆとしょうがで下味をつけ、塩水に浸したなすは絞って水気を切っておきます。鶏肉を色よく焼いて取り出し、なすを炒めたら鶏肉を戻し、水と調味料を加え弱火で煮込みましょう。煮詰めた煮汁に練りごまを加え、器に盛って白いりごまをふったら完成です。

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