冷凍のすりおろししょうがは、そのまま使える

Photo by 稲吉永恵

冷凍のすりおろししょうがは、そうめんや冷や奴だけでなく、刺身や鍋物の薬味などさまざまな料理に使えます。温かい紅茶や牛乳、ワインなど、いろいろな飲み物に入れても楽しめますよ。みそ汁やスープに入れてもおいしいです。

すりおろししょうがは、ラップにのせて、平らに薄く包んで冷凍します。冷凍庫で1〜2ヶ月程度保存可能。簡単に包丁で切れるので、使う分だけ取り出せます。手でポキッと折ってもOK。使う量ずつ小分けにし、ラップに包んでおいても便利ですね。使用する際は、包丁でカットするか手で折って、使う量ずつ取り出してください。

【すりおろし】しょうがの保存方法

  1. しょうがはすりおろす
  2. ラップにおき、平らにして包む
  3. 冷凍用保存袋に入れて、冷凍庫で保存する

新鮮なしょうがの選び方

Photo by 稲吉永恵

おいしくしょうがを保存するには、新鮮なしょうがを選ぶのがポイント。表面にシワや傷がなく、張りがあるものが新鮮です。切り口はみずみずしくて、カビがなく、干からびていないものを選んでくださいね。

また、あめ色で光沢があり、肉厚でどっしりと重いものがおすすめ。形はふっくらとしていて、硬いもの、そして表面のしま模様が等間隔のものが良品です。小さいサイズのしょうがは繊維質で使いにくい場合があるので、大きなものを選ぶとよいですよ。

傷んだしょうがの見分け方

常温保存の場合

しょうがは、傷み始めると黄色から茶色に変色します。常温保存すると、乾燥して水分が抜けてシワシワになったり、しぼんだりすることも。しなびた部分を取り除けば食べられますが、風味や食感が悪くなっているかもしれません。また、黒っぽくなったり、カビが生えたりすると、中身が腐っていることがあるので処分しましょう。

冷蔵保存の場合

冷蔵保存の場合、表面が濡れてぬるぬるした状態になることがあります。皮をむいたりカットしたりしても、中も粘り気があったりやわらかくなっていたりしたら、腐っているおそれが高いです。また、しょうがのさわやかな香りがなくなり、腐敗臭や異臭がすることもあります。このような場合は、食べずに処分してください。

冷凍保存の場合

冷凍は長期保存が可能ですが、適切な保存状態でない場合、劣化したり冷凍焼けをおこしたりすることがあります。予定よりも保存期間が長くなることもあるでしょう。水分が飛んで変色していたり、解凍したときに異臭がしたりする場合は、処分してください。

編集部のおすすめ