2. 飲みやすくフルーティ♪ オレンジブロッサム

別名ジン・オレンジとも呼ばれ、オレンジジュースのフルーティな味わいと、ジン独特の香りがマッチしたショートカクテル。オレンジジュースの甘酸っぱさで飲みやすいため、女性にとくに好まれます。本来はジンとオレンジジュースをシェイクしますが、グラスでステアしてもOKですよ。

3. さわやかな風味。ジン・リッキー

トニックやジンジャーエールは甘くて苦手という人には、このジン・リッキーがおすすめです。19世紀末にアメリカのレストランが夏向けに開発したドリンクで、最初に飲んだ客の名前から命名されたカクテル。

レシピではライムジュースを使用しますが、生ライムをグラスの中に入れるのが本来の作り方です。ライムの果肉をマドラーでつぶしながら、自分好みの味にするのがポイント。このように果肉をつぶしながら飲むカクテルを、リッキースタイルと呼びます。

4. フレッシュながらも大人な味わい。ギムレット

アルコール度数が25~30%と高い、強めのショートカクテルです。ジンをライムジュースで割るだけのシンプルなお酒で、シェイクすればこちらのギムレットに。グラスに入れバースプーンでステアすれば、ジン・ライムと呼ばれます。

このカクテルが生まれたのは1890年頃。当時のイギリス海軍では将校にはジンを、船員にはラムの水割りが、毎日配給されていたそうです。海軍の軍医が、将校の健康のために薄めて飲むようにアドバイスし、このカクテルが生まれたとされます。

ハードボイルド小説にも登場するカクテルで、「ギムレットには早すぎる」という名セリフでたいへん有名です。

5. 辛口なカクテルの帝王。マティーニ

マティーニはとても有名なので、お酒好きなら大半の人が知っているカクテルです。傑作中の傑作といわれ、カクテルの王様、またはカクテルの帝王と称されるお酒。マリリン・モンローが出演した映画や、ジェームズ・ボンドが活躍する映画「007」でもおなじみです。

当初は甘口のレシピでしたが、時代とともに辛口へと変遷。材料もはじめはスイートベルモットを使っていましたが、ドライベルモットを使うレシピに変わっていきました。それとともにデコレーションも、甘口のチェリーから辛口のオリーブへと変化。

いまはカクテルピンにオリーブを刺したものを、グラスの中に沈めるのが一般的です。または、オリーブに切り込みを入れて、グラスの縁に飾ってもかまいません。

6. トマトジュースで作る。ブラッディ・サム

真っ赤な色合いが妖艶な雰囲気を醸しだす、こちらのブラッディ・サムも女性に人気があります。ウォッカのトマトジュース割りであるブラッディ・メアリーを、ジンベースに変えるだけのシンプルなカクテル。

無味無臭のウォッカと違い、トマトの味わいのなかに、ジン独特の風味をほのかに感じます。お好みによってカットレモンを添えたり、塩やこしょう、タバスコ、ウスターソースなどを加えてもおいしいですよ。

ジンのおすすめ銘柄を通販で注文

ジンバックのベースとなるジンは、通販で手軽に注文することができます。ここからはドライジンの代表的な銘柄を紹介するので、ネット通販で購入して、自宅でジンバックを作ってみてはいかがでしょう。

住まいの近くに酒販店がない場合や、お店があってもお好みのジンが置いていなかった、というときは通信販売を利用すると便利。あちこち探し回る手間が省けるうえ、好きなときに購入できます。サイトによっては、お酒の説明までのっていることがあるので、参考にしてください。

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