ライター : ちあき

育児のかたわらライターをしています。元出版社勤務、料理も食べ歩きも大好きです。母になっても好奇心を大切にしていきたいと常々思っています。みんながハッピーになれるグルメ情報が…もっとみる

大根の面取りとは

大根を煮炊きするとき、皆さん、きちんと面取りしていますか? 面取りとは、輪切りや乱切りした野菜の角を薄く削ぎ取ることをいいます。今回の主役である大根のほか、かぼちゃやにんじん、里芋などを長時間煮るときに行うことが多い調理法です。 では、そもそも、なぜ面取りをした方がいいのでしょうか。大根の面取りをする意味、具体的なやり方などを詳しくご紹介します。

大根の面取りをする意味

実は、切った野菜の角は火が通りやすく、芯まで火が通らないうちに、この角から煮崩れしやすくなります。きちんと面取りをすることで、煮崩れを防ぎ、見た目よく仕上がります。 面取りをすることで、煮汁に触れる面積が大きくなり、味がしみやすくなります。つまり、見た目をよくするだけにとどまらず、調理時間を短く、さらには味をよくすることができるのです。 面取りにはいくつか方法がありますが、すべての角をとってフチを丸くするやり方は、特に火の通りが早く、煮崩れしやすいカボチャにおすすめです。じゃがいもも切り口から煮崩れしやすいため、肉じゃがなどの切り口が大きく、味を染み込ませたい料理のときには、面取りをしておくと調理時間も早くきれいに仕上がります。

大根の面取りのやり方

包丁で面取りをする

きちんとした料亭などでは、大根の煮物は角が立っておらず、柔らかく煮えていてすっと箸が通りますよね。これこそ、面取りというひと手間の賜物です。 まず大根を料理に合わせた厚さに輪切りにします。切り口の角に包丁をあて、輪に沿って薄く削いでいきます。皮の部分ではなく、可食部である身の部分に包丁を入れることになるので、出来る限り薄く削いでいきましょう。慣れると包丁で皮を剥くついでにできるので、試したことがない方はぜひこの方法をおこなってみてくださいね。

ピーラーを使って面取りをする

包丁で面取りするのが細かい作業で面倒、という方は、ピーラーを使ってみてください。包丁での面取り同様、輪切りにした大根の切り口にピーラーをあて、輪に添って薄く削いでいきます。 ピーラーを使うと一定の深さで面取りができるため、簡単に見栄えがよくなりますよ。包丁よりも危険が少ないので、お子様のお手伝いにもいいかもしれないですね。

ザルとボウルを使えば15秒!

裏技としてザルとボウルを使ってわずか15秒でできる、面取りの方法をご紹介します!ポイントはザルとボウルの大きさ(直径)が同じであること。まず、皮を剥いた大根をイチョウ切りにします。イチョウ切り大根を金属製のザルに入れ、このザルに同じ大きさのボウルをひっくり返して蓋にします。 ざるとボウルを、床と平行になるように両手でしっかり持ちます。そして小さな円を描くように15秒間回すと、面取りの完成です! 金属製のザルを使うことで、金属の網目が刃物代わりになって大根の角が削れます。またボウルを重ねて球体にして回すことで、中の大根が回転し、万遍なくザルにあたりやすくなるのです。 輪切りの大根なら包丁やピーラーでなんとか面取りできそうですが、イチョウ切りで角が多いと大変ですよね。ザルが汚れてしまいますが、時短テクニックとして覚えておいて損はないかもしれませんね。

隠し包丁だけではダメなの?

ところで、見た目は面取りをした方がきれいですが、味を染み込みやすくするためなら、隠し包丁だけでもいいのではないでしょうか?

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