ライター : morico

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大根の面取りとは

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大根を煮炊きするとき、きちんと面取りしていますか?

面取りとは、輪切りや乱切りした野菜の角を薄く削ぎ取ることをいいます。本記事の主役である大根のほか、かぼちゃやにんじん、里芋などを長時間煮るときにおこなうことが多い調理法です。

では、そもそもなぜ面取りをした方がよいのでしょうか。大根の面取りをする意味、具体的なやり方などを詳しくご紹介します。

大根の面取りをする意味

面取りをする理由は煮崩れが防げるからです。長時間煮込む料理の場合、中心部分に火が通るまで時間がかかります。その間、角は火が通りどんどんやわらかくなっていくため、ほかの具材とぶつかるだけで煮崩れをおこしやすいです。面取りをすれば煮崩れを防ぎ、料理がきれいに仕上がりますよ。

また、味が染み込みやすいという魅力もあります。大根は表面から味が染み込むため、面取りで面を増やせば、短時間煮込むだけでも味が染み込みやすくなりますよ。ただ、必ずしも面取りをする必要はありません。隠し包丁を入れたり、落としぶたをしたりすれば面取り同様の効果を期待できます。

【基本は包丁】大根の面取りのやり方

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まず大根を2cm幅くらいの輪切りにします。カットする幅は使う料理に合わせて変えてもかまいません。

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大根の皮を厚めにむきます。

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大根の角をそぎ落とします。両面おこなえば、面取りは完成です。

【時短ならピーラー】大根の面取りのやり方

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ピーラーで大根の皮をむきます。

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大根を輪切りにします。

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大根の角にピーラーをあて、ぐるっと一周そぎ落とします。両面おこなえば、面取りは完成です。

面取りを覚えて大根料理を極める!

料理の基本的なことは、意外ときちんと教えてもらえないもの。なんとなくやり方は知っていても、そもそも何のためなのかわからず、ついサボっていませんか?コツを知って手抜きをするのと、めんどくさいからやらないのでは、仕上がりがまったく違います。

大根のようなシンプルな食材ほど、仕上がりに差が出やすいもの。まだ面取りを試したことがないという方は、ぜひこのひと手間を加えてみてくださいね!
▼面取りをマスターしたら、さまざまな大根レシピに挑戦!

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