氷水・冷水にさらす

ゆでたあと、ザルにあげてそのまま放置すると熱が入ってしまうので、氷水や冷水にさらすようにしましょう。いんげんをやらわかくしたい場合は、氷水ではなく冷水で十分。冷えたらすぐにザルにあげて水気を拭き取りましょう。

【冷凍保存用】いんげんのゆで方

冷凍保存する場合のゆで時間は、固さが残る1分程度がおすすめです。新鮮なうちに塩ゆでして保存するようにしましょう。

いんげんの冷凍保存方法

Photo by 稲吉永恵

固めにゆでたいんげんは、氷水で冷やし、水気をしっかりと拭き取りましょう。フリーザーバッグに重ならないように入れて、空気を抜いて冷凍保存します。金属トレイの上にのせて冷凍すると急速冷凍されるので、解凍時にべチャッとなりにくいですよ。

使用する際は、解凍せずに凍ったままの状態で調理するのがおすすめ。サラダや胡麻和えなどに使いたいなら、水にサッとくぐらせてから電子レンジの解凍モードで加熱しましょう。もちろん自然解凍しても大丈夫です。

冷凍いんげんの賞味期限は、1ヶ月程度。使いたい分だけ使えて便利なので、ぜひ冷凍保存を利用してくださいね。

時短をしたいなら!電子レンジを使ういんげんのゆで方

Photo by 稲吉永恵

電子レンジを使う方法は、洗い物が減り時短にもなるので急いでいるときにおすすめ。

電子レンジでのゆで方は、下処理したいんげんを水気を残したまま耐熱皿にのせ、ふんわりとラップをかけます。やわらかめにしたいときは500Wで3分加熱かためにしたいときは2分半程度の加熱し、水にさらして完成です。

平いんげんのゆで方は?

いんげんには、幅広く平たい形の「平いんげん」があります。一見かたそうにみえますが、すじが少なくやわらかいのが特徴で、加熱すると甘味が増しますよ。

平いんげんは、包丁で両端を切るか手で折るかします。稀にすじがあるため、すじを見つけたらゆっくり引っ張って取りましょう。

鍋に塩を入れて火にかけ、沸騰したら平いんげんを入れます。2〜3分ほどゆで、ザルにあげて冷水にさらしましょう。

いんげんのおいしいゆで方を覚えて食卓に彩りを

ゆでたいんげんは、冷凍保存しておけば炒め物、煮物、揚げ物など、どんな料理にも活用でき、彩りを添えることができます。正しい下処理をおこなえば、いつでもおいしいいんげんが食べられますよ。さっそく明日の献立に、色鮮やかなグリーンを加えてみてはいかがでしょうか。

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