火を止めるか弱火にして加える

強い火にかけたまま水溶き片栗粉を入れると、すぐに固まりダマになってしまいます。一度火を止めるか弱火にした状態で加えましょう。料理初心者の方は、一旦火を止めて混ぜると、急いで混ぜる必要がないので安心です。

混ぜながらゆっくりと加える

火を弱火にしても、一気に水溶き片栗粉を入れるとダマになってしまいます。ゆっくりと回し入れ、混ぜながら加えましょう。とろみがつくまで混ぜながら火にかけてください。片栗粉が全体になじんだら火を強めても構いません。

料理に対してどのくらいの水溶き片栗粉を使えばいいの?

軽くとろみをつけたい場合

水200ccの液体に軽くとろみをつけたいときは、片栗粉小さじ2杯で 「片栗粉:水=1:2」の水溶き片栗粉を作りましょう。

しっかりとろみをつけたい場合

前述した基本の水溶き片栗粉の分量でも、あんかけ程度のしっかりしたとろみがつきます。さらにとろみをつけたいときは、200ccの液体にとろみをつけるとして、片栗粉大さじ1と1/2杯で「片栗粉:水=1:2」の水溶き片栗粉を作りましょう。

とろみがゆるくなってしまう原因と対策方法

なかなかとろみがつかなかったり、ゆるくなってしまったりする場合は、加熱が足りない、または食材から出る水分が原因です。

弱火のまま加熱した場合や、加熱時間が足りないととろみがつかない場合があります。水溶き片栗粉が全体になじんだら、中火で1分以上加熱するのがおすすめです。また、食材から水分が出ることでとろみがゆるくなります。その場合は水分の多い食材を避けるか、食材の水分を飛ばしてから水溶き片栗粉を入れてください。

もう失敗しない。手軽に水溶き片栗粉を作ろう

水溶き片栗粉の比率から、ダマにならないコツまで盛りだくさんでご紹介しました。今までレシピに書いてある「水溶き片栗粉」に疑問をもっていた方や、うまくとろみをつけられなかったという方も、コツをおさえて理想のとろみづけに挑戦してみてください。

基本を覚えたら料理によって片栗粉の量を変え、お好みのとろみに仕上げてみましょう!

編集部のおすすめ