ローリエとローレルって違うもの?月桂樹は?好相性レシピもチェック!

ローレルとローリエ……レシピを見ると似た使い方をしていて、あれ?同じもの?と疑問に思ったことありませんか?さらにいうと、月桂樹は違うもの?今回はローレルとローリエ、そして月桂樹についてレシピ付きで詳しくまとめました。

2017年11月29日 更新

ライター : ちあき

育児のかたわらライターをしています。元出版社勤務、料理も食べ歩きも大好きです。母になっても好奇心を大切にしていきたいと常々思っています。みんながハッピーになれるグルメ情報が…もっとみる

ローレルはローリエ?

煮込み料理に欠かせない、ハーブやスパイス。具体的にどのような効果を発揮してくれるのか詳しいことまでわからない部分はあっても、ハーブやスパイスを入れることで風味や旨みが増すことはご存じですよね。なかでも様々な料理に大活躍のハーブが、ローレルです。 煮込み料理のレシピを探している時に、「ローレル」という名前のスパイスや、「ローレリエ」という名前のスパイスを見たことはありませんか?どっちも似たような発音で、似たような使い方をしていますよね。これは一体同じものなのでしょうか?全く別のスパイスなのでしょうか?今回は、「ローリエ」と「ローレル」の違いを解説したいと思います。

ふたつは同じもの!

ローリエ・ローレルとは

「ローリエ」も「ローレル」も実は同じスパイス。呼び方が違うだけです。ローリエ”laurier”はフランス語、ローレル”laurel”は英語やスペイン語です。 名前はラテン語の”Laudis(誉め称える)”からきています。古代ギリシャでは、ローリエの葉のついた若い枝を編んで「月桂冠」として、勝利や名誉の象徴に戦やスポーツの勝者に与えられました。オリンピックで聖火ランナーや勝者が冠を被っているのを見たことはないでしょうか?今日でも、スポーツの勝者に月桂冠を与えるのは、これが所以です。 主な原産地は、地中海東部沿岸や西アジアと言われており、現在ではギリシャ、トルコ、フランス、イタリアなどヨーロッパ各国で盛んに栽培されています。

香りについて

清涼感のある香りが特徴的です。生のタイプはすっきりとした香りと多少の苦みがあり、乾燥すればするほど香りは強くなります。 それは、乾燥させると青くさい成分も抜け、香り成分がより強調されるようになったためです。

ローリエの効果や役割

ローリエは単に香りづけだけではなく、肉や魚などの臭みを消す効果があります。香りの主成分はシオネールで約50%を占めていて、このほかゲラニオール、リナロール、オイゲノールなどの成分も含まれています。
市販のローリエには、そのままの葉の形で販売しているタイプとパウダータイプがあります。葉のままのタイプを使う場合は、切れ目を入れたり葉を折り曲げたりすると、成分が染み出しやすくなり、香りの出が強くなります。パウダータイプは香りが強いので、お肉にまぶして焼いたり、お魚にまぶしてマリネするといった使い方がオススメです。
ローリエは様々なレシピで使用されています。ひき肉の炒め物、煮込み料理、野菜の炒め物などにも使え、肉の臭みを消してくれるだけではなく、グッと風味を良くしてくれます。炒め物でも煮物でも、一枚タイプのローリエを使用する場合は長時間火に通さないようにしましょう。長く煮過ぎたり、炒めすぎたりすると苦みが出てしまいます。

月桂樹は和名

もうひとつのローリエの別名が「月桂樹」。これは日本国内で使われる和名ですね。月桂樹はクスノキ科の常緑高木ですが、この葉を乾燥させると料理に使うローリエやローレルになります。つまり、ローリエ、ローレル、月桂樹は全て同じものなのです。

特集

FEATURE CONTENTS