
ライター : Uli
パンシェルジュ / フードコーディネーター
ハワイ大学留学後、旅行会社に就職。国内外の食文化に魅力を感じ、現在はレシピ系記事をメインにライターをしています。お手軽料理から、パン・スイーツまで、さまざまなレシピを発信中…もっとみる
とろとろ絶品「タンシチュー」を作ろう
「ビーフシチューは作るけど、タンシチューはあまり作ったことがない」「タンシチューは家で作るイメージがない……」と思っている方に作っていただきたい、レストランで食べるような、とろとろ絶品のタンシチューレシピをご紹介します!
牛タンはしっかり煮込めば、思わず歓喜の声をあげたくなるほど、柔らかくうまみたっぷりに仕上がります。良いワインが手に入ったときや、記念日、おもてなし料理などに最適なタンシチュー。お家で作って、ゆっくり舌鼓を打ちましょう!
タンシチューの基本レシピ
今回ご紹介するタンシチューのレシピは、牛タンを赤ワインとトマトピューレ(トマト缶やトマトジュース)で煮込んだ、とても濃厚で深みのあるシチューです。牛タンの臭みをなくし、柔らかくするポイントも一緒にご紹介します。
付け合わせの野菜は、ブロッコリーやにんじん、じゃがいも、いんげんなどを添えて彩りをよくしてください。野菜嫌いなお子さんがいらっしゃれば、にんじんや玉ねぎなどの野菜を小さく切って煮込むか、ミキサーで撹拌してから煮込んでみてもいいですよ。
材料(2~3人分)
・牛たんブロック 400g
・玉ねぎ 2個
・トマトピューレ 200cc ※トマトジュースやトマト缶でもOK。
・デミグラスソース 1缶(250~300g)
・赤ワイン 200cc
・ウスターソース 小さじ1
・にんにく 1片
・バター 20g
・ローレル 2枚
・顆粒コンソメ 大さじ1
・塩 適量
・コショウ 適量
※今回は、自家製デミグラスソース250gを使用しました。お好みのデミグラスソースをお使いください。
※煮詰まってきたとき用に、分量外のお湯(100~200cc)も用意しておきましょう。
牛タンの下ごしらえ
1. 牛タンを2~3cm角に切ります。
2. 玉ねぎを1個分すりおろしておきます。
3. 切った牛タンをすりおろし玉ねぎで15分ほど漬けます。
4. 鍋にたっぷりの熱湯を用意します。
5. 玉ねぎに漬けておいた牛タンを、表面が白くなるまでさっと茹でます。
6. 熱湯から取り出した牛タンに、塩とコショウを適量ふりかけて馴染ませておきましょう。
作り方
1. 玉ねぎ1個を薄いくし切りにします。
2. ニンニクはすりおろしておきます。
3. 鍋にバターを入れて熱し、溶かします。
4. 牛タンを入れて、表面をこんがりと焼きます。全面しっかりと焼き目がつくように、牛タンを転がしながら焼いてください。
5. 表面に焼き色をつけたら、一旦鍋から取り出しておきます。
6. 牛タンを取り出した鍋に、くし切り玉ねぎ、すりおろしニンニク、牛タンを漬けておいた玉ねぎを一緒に入れて炒めます。
7. くし切りにした玉ねぎが薄ら透き通るまで炒めたら、トマトピューレ、赤ワイン、ローリエ、コンソメを入れてひと煮立ちさせます。
8. ひと煮立ちしたら、牛タンを鍋に戻し入れて弱火で1時間半から2時間ほど煮込みましょう。
9. しっかり煮込んだら、デミグラスソースとウスターソースを加えてさらに20分ほど煮込んで完成です。
タンシチューを作る簡単なコツ
お肉はすりおろし玉ねぎに漬けてやわらかく
玉ねぎには、タンパク質を分解する酵素が含まれています。牛タンにかかわらず、お肉は調理前に玉ねぎのすりおろしに漬けておけば、柔らかく仕上がりますよ。さらに、臭み消しにも効果的です。
漬け込み用のすりおろし玉ねぎは、シチューに深みを出すために、しっかりと炒めて活用するのがポイント。
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