ライター : Uli

webライター

とろとろ絶品「タンシチュー」を作ろう

Photo by uli04_29

「ビーフシチューは作るけど、タンシチューはあまり作ったことがない」「タンシチューは家で作るイメージがない……」と思っている方に作っていただきたい、レストランで食べるような、とろとろ絶品のタンシチューレシピをご紹介します!

牛タンはしっかり煮込めば、思わず歓喜の声をあげたくなるほど、やわらかくうまみたっぷりに仕上がります。良いワインが手に入ったときや、記念日、おもてなし料理などに最適なタンシチュー。お家で作って、ゆっくり舌鼓を打ちましょう!

タンシチューの基本レシピ

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今回ご紹介するタンシチューのレシピは、牛タンを赤ワインとトマトピューレ(トマト缶やトマトジュース)で煮込んだ、とても濃厚で深みのあるシチューです。牛タンの臭みをなくし、やわらかくするポイントも一緒にご紹介します。

付け合わせの野菜は、ブロッコリーやにんじん、じゃがいも、いんげんなどを添えて彩りをよくしてください。野菜嫌いなお子さんがいらっしゃれば、にんじんや玉ねぎなどの野菜を小さく切って煮込むか、ミキサーで撹拌してから煮込んでみてもいいですよ。

材料(2〜3人分)

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※今回は、自家製デミグラスソース250gを使用しました。お好みのデミグラスソースをお使いください。
※煮詰まってきたとき用に、分量外のお湯(100~200cc)も用意しておきましょう。

作り方

1.牛タンの下ごしらえ

牛タンを切っている様子

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牛タンを2~3cm角に切ります。
玉ねぎをすりおろしている様子

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玉ねぎを1個分すりおろしておきます。
玉ねぎにお肉を漬けている様子

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切った牛タンをすりおろし玉ねぎで15分ほど漬けます。
お鍋で煮えている熱湯

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鍋にたっぷりの熱湯を用意します。
茹だった牛タン

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玉ねぎに漬けておいた牛タンを、表面が白くなるまでさっと茹でます。
塩コショウが振られた牛タン

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熱湯から取り出した牛タンに、塩とコショウを適量ふりかけて馴染ませておきましょう。

2.具材を炒める

カットされた玉ねぎ

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玉ねぎ1個を薄いくし切りにします。
にんにくをすりおろしている様子

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にんにくはすりおろしておきます。
お鍋でバターをとかしている様子

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鍋にバターを入れて熱し、溶かします。
牛タンを焼いている様子

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牛タンを入れて、表面をこんがりと焼きます。全面しっかりと焼き目がつくように、牛タンを転がしながら焼いてください。
牛タンを取り出している様子

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表面に焼き色をつけたら、一旦鍋から取り出しておきます。
鍋に材料を入れて炒めている様子

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牛タンを取り出した鍋に、くし切り玉ねぎ、すりおろしニンニク、牛タンを漬けておいた玉ねぎを一緒に入れて炒めます。

3.煮込む

食材をトマトで煮込んでいる様子

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くし切りにした玉ねぎが薄ら透き通るまで炒めたら、トマトピューレ、赤ワイン、ローリエ、コンソメを入れてひと煮立ちさせます。
鍋に牛タンを入れている様子

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ひと煮立ちしたら、牛タンを鍋に戻し入れて弱火で1時間半から2時間ほど煮込みましょう。
鍋にデミグラスソースを入れている様子

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しっかり煮込んだら、デミグラスソースとウスターソースを加えてさらに20分ほど煮込んで完成です。

タンシチューを作る簡単なコツ

お肉はすりおろし玉ねぎに漬けてやわらかく

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玉ねぎには、タンパク質を分解する酵素が含まれています。牛タンにかかわらず、お肉は調理前に玉ねぎのすりおろしに漬けておけば、やわらかく仕上がりますよ。さらに、臭み消しにも効果的です。

漬け込み用のすりおろし玉ねぎは、シチューに深みを出すために、しっかりと炒めて活用するのがポイント。

バターを使ってコク出し

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多めのバターでお肉の表面に焼き目をつけるのは、長時間煮込む間にお肉のうまみ(肉汁)が流れて、パサパサのお肉になってしまわないためです。肉汁を封じ込めるイメージで、しっかり焼き目をつけてくださいね。 お肉を炒めたバターをそのまま使って玉ねぎを炒めると、シチューの味がぼやけず、しっかりまとまってくれますよ。また、バターを使用することでコクのあるおいしいシチューになるので、ぜひバターでお肉と野菜を炒めてみてください。

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