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オイルサバディンが気になる!
いまSNSなどで密かな話題となっている「オイルサバディン」はご存知でしょうか。とてもキャッチーな商品名ですが、なんとなくあるものに名前が似ていると思いませんか?
「オイルサバディン」の正体とは、燻したサバのオイル漬け。いうなれば「オイルサーディンのサババージョン」です。この独特なネーミングと缶詰とは思えないデザイン性あふれるパッケージで、購入希望者が続出しているのです。どれだけ魅力的な商品なのか、ご紹介していきましょう。
ご当地缶詰グランプリ受賞!サバディンって?
オイルサバディンは、静岡県沼津市の「かねはち」というお店が作り始めました。水産物の缶詰といえば、これまであまりおしゃれなパッケージがなかったのですが、写真のようなとてもおしゃれなパッケージに入っています。
種類は、オリジナル、黒こしょう、ガーリック、ナチュラルの4種類。どれもオリーブオイル漬けなので風味が豊かです。そのおいしさから、いまや沼津の“新しい味”となっているそう。「2015年度全国ご当地缶詰グランプリ」で金賞を受賞した実績もあるんですよ!
この緑のパッケージは「ガーリック」です。缶詰を開けると、サバの上にスライスされたニンニクがぎっしりと敷き詰められていてインパクト抜群!ガツンとパンチのある味わいがクセになるんだとか。
「黒こしょう」は、しっかりとこしょうの風味が感じられ、そのままでもおつまみになりそうな大人の味わい。濃いめの味がついているので、パスタなどのアレンジもたくさんできそうですね。
考案した「かねはち」とはどんな会社?
静岡県沼津市にある「かねはち」は、地元の水産加工業者です。沼津港のサバ漁は、なんと水揚げ全体の80%をも占める割合で、地元の一大産業となっており、昭和20〜30年代、沼津港のサバ漁は隆盛期でした。
それが現代になるにつれて日本人の食卓からだんだんと魚が消えて行きました。なぜなら、主婦たちは、生臭い魚を下ろすのが嫌いだからです。それに子供は骨が嫌だと魚を食べません。「このままでは、日本の食卓から魚が消えてしまう」という危機感と「なんとかしなければ」という使命感、そして清水港の存在をアピールするため、この「オイルサバディン」は生まれました。
「オイルサバディン」誕生の秘密は?
日本一深いと言われる駿河湾。その深さは一番深いところで2,500mもあるといいます。深い海にはさまざまな魚が住んでいて、地元の人や旅行者の胃袋を満たしてきました。中でもサバは全体の水揚げ量の8割となっているほどだったのです。
かつてはサバが沼津のソウルフードだったわけですが、近年の料理の簡素化や、外食、食生活の変化などの魚離れで、サバの消費量が減っており、それを食い止めるというミッションで作ったのが「オイルサバディン」なのです。
誕生のきっかけは社長さんのつまみ食い⁉︎
それでは、「オイルサバディン」の誕生には、どういった経緯があるのでしょうか?もともとは、サバ節を作る行程で、そこを通りかかった社長の“つまみ食い”にありました。
小さい頃から沼津の代表的な産業であった乾燥した「サバ節」を食べて育った社長。でも、だんだんと家庭でサバが食べられなくなって、生産量も減っていったそう。ここらで違った食べ方を考えてみたらどうだろう、とサバ節を燻製している途中で、オリーブオイルに漬けてみたのがきっかけだったのだとか。
オイルサバディンの販売店舗は?
ITEM
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¥2,506〜
※2019年4月2日時点
価格は表示された日付のものであり、変更される場合があります。本商品の購入においては、Amazon.co.jpおよびrakuten.co.jpおよびshopping.yahoo.co.jpで正確かつ最新の情報をご確認ください。
オイルサバディンは、沼津「かねはち」の店内で販売されています。沼津へお出かけの際は、ぜひ足を運んでみたいですよね。
かつては沼津港に行かないと買えなかった「オイルサバディン」ですが、現在では東京・秋葉原の「日本百貨店 しょくひんかん」の店舗のほか、通販でも手に入ります。Amazon、楽天をはじめ、数々の通販サイトで販売されています。
しかし1缶だけの入手は難しく、たいてい詰め合わせで売っているところが多いです。せっかくなので、すべて食べ比べてみてはいかが?
※掲載情報は記事制作時点のもので、現在の情報と異なる場合があります。
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