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冷凍保存について
結論から言うと、砂糖も冷凍保存が可能です。ですが、砂糖は湿度変化にとても弱い調味料なので、冷凍庫のような場所から出し入れを繰り返した場合、大量の結露が発生し、湿気や変色の原因となります。
冷凍保存であれば長期保存も可能ですが、そもそも砂糖には賞味期限がありませんので、わざわざ温湿度差の激しい冷凍庫に保存する必要はないかと思います。基本的には、常温で、湿度差のないところで密閉して保存しておけば問題ないでしょう。
固まってしまった砂糖の戻し方
数日ぶりに砂糖を使おうと容器や袋を開けた瞬間、あのカチカチに固まってしまった砂糖の塊を見つけてしまった時には本当にショックですよね。どうすれば元のように戻せるのでしょうか。
そもそもカチカチになってしまう原因は、一度湿気を帯びてしまった砂糖が乾燥したことによります。そのため、多少の水分を補ってあげることで元のように戻せるのです。また、それ以外にもいくつか復活させる方法がありますので、その方法をいくつかご紹介いたします。
水分を加える
固まってしまった砂糖に霧吹きで全体的に水分を与えて、密封します。しばらくすると、固まっていた砂糖がサラサラによみがえります!
ですが、水分の加えすぎには注意してください。あまりかけすぎると、ベチャベチャになってしまい、元のような砂糖には戻らなくなってしまいます。霧吹きで水分を与える時は様子を見ながら少量ずつ試してください。
食パンを入れる
ちぎった食パンを固まった砂糖に入れるという方法です。食パンの水分が砂糖にまんべんなく行き届き、サラサラの砂糖に戻ります。
入れる食パンの量は砂糖1kgに対して食パン1枚程。食パンを入れてから5~6時間放置します。パンが乾燥してしまっている場合には、霧吹きで軽く湿らせてから固まった砂糖の中に入れてください。砂糖がサラサラに戻れば、パンはカビの原因になりますので必ず取り除きましょう。
入れる食パンの量は砂糖1kgに対して食パン1枚程。食パンを入れてから5~6時間放置します。パンが乾燥してしまっている場合には、霧吹きで軽く湿らせてから固まった砂糖の中に入れてください。砂糖がサラサラに戻れば、パンはカビの原因になりますので必ず取り除きましょう。
キャベツの葉を入れる
キャベツの葉を固まった砂糖に入れるという方法です。砂糖1カップにキャベツの葉1/3枚程度を入れて5~6時間放置します。こちらの方法も原理はパンを使った場合と同じで、キャベツ自身がもっている水分を砂糖に吸収させる方法です。食用としては使えない外側の固い葉も問題なく使えますので、ムダがなくて良いですね。
キャベツの葉を入れる場合は、キャベツが直接砂糖に触れないように、お皿を一枚かませるなどの方法をとってください。こちらもパンと同様、砂糖がサラサラに戻ったらキャベツの葉は取り除いてくださいね。
電子レンジで加熱する
固まった砂糖を1分程様子を見ながら電子レンジにかける方法です。これは、砂糖同士をくっつけていた微量な水分を加熱することで飛ばし、サラサラに戻すという原理です。
ですが、砂糖に熱が加わり過ぎると溶けてしまったり、飴状になってしまうので、電子レンジにかける時は、様子を見ながら行ってくださいね。
※掲載情報は記事制作時点のもので、現在の情報と異なる場合があります。
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