キャベツの葉を入れる

キャベツの葉を固まった砂糖に入れるという方法です。砂糖1カップにキャベツの葉1/3枚程度を入れて5~6時間放置します。原理はパンを使った場合と同じで、キャベツ自身がもっている水分を砂糖に吸収させる方法です。食用としては使えない外側の固い葉も問題なく使えますので、ムダがなくて良いですね。

キャベツの葉を入れる場合は、キャベツが直接砂糖に触れないように、お皿を一枚かませるなどの方法をとってください。こちらもパンと同様、砂糖がサラサラに戻ったらキャベツの葉は取り除きましょう。

電子レンジで加熱する

Photo by akiyon

固まった砂糖を1分程様子を見ながら電子レンジにかける方法です。これは砂糖同士をくっつけていた微量な水分を加熱することで飛ばし、サラサラに戻すという原理。

ただし砂糖に熱が加わり過ぎると溶けてしまったり、飴状になってしまうので、様子を見ながら加熱してくださいね。

グラニュー糖を入れる

こちらはカチカチになった砂糖を戻すといった方法ではなく、そもそも砂糖を固まりにくくする方法です。

まだ砂糖がサラサラのうちにグラニュー糖やヨーグルトについてくる顆粒状の砂糖(実はこれもグラニュー糖を顆粒状にしたもの)を混ぜておくと固まりにくくなります。グラニュー糖は上白糖よりも固まりにくい性質をもっているため、固まりにくくする予防策としては効果が見込めます。

それでもカチカチに固まってしまった場合は、同量の砂糖を入れ足すか、上記にあげたいずれかの方法をお試しくださいね。

ほかにもたくさん!固まった砂糖を戻す方法はこちら▼

上手に保存すれば砂糖は半永久食品

湿度変化に弱い砂糖を固まらせずに使い続けるには、砂糖を密封容器に入れ、空気に触れさせないことがポイントです。しかしなかなか使い切ることができず、固まってしまうこともあるかと思います。そんなときは、ここでご紹介したサラサラの砂糖に戻す方法を試してみてくださいね。
【参考文献はこちら】
(2025/10/27参照)
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