ライター : 堀田 らいむ

webライター

いつの間にか固まる砂糖

しっかりと密封した容器に保存しているのに砂糖はいつの間にか固まってしまいませんか?固まってしまった砂糖をガリガリと削るのは使いにくく、サラサラの粉の状態に戻すには要らない手間がかかってしまうでしょう。できるのなら、ずっとサラサラのままキープしたいですよね。今回は、固まった砂糖をさっと元に戻す方法や適切な保存の仕方などをご紹介します。

種類別、砂糖が固まってしまうワケ

グラニュー糖が固まる理由とは

グラニュー糖は他の砂糖よりも固まりにくいと言われていますが、長期間保存していると固まる可能性があります。グラニュー糖には、結晶同士が接触しているとくっつく性質があるためです。さらに水分が加わると、さらにくっつきやすくなってしまうので湿気は大敵。なるべく湿気の多い室内に置かないようにするようにしておくのは大切です。グラニュー糖の袋に乾燥剤を入れておくのも効果的かつ簡単な対策といえます。

上白糖が固まる理由とは

上白糖は結晶の粒が小さく、ビスコという吸湿性が高い転化糖シロップが加わっているのでしっとりした質感に仕上がっています。上白糖の表面を覆っているこの転化糖は、乾燥して水分が減ると水に溶かされていた糖分が結晶化してしまい、結晶同士がくっつき大きな塊になる仕組みになっているのです。一般の家庭では料理にグラニュー糖よりも上白糖を使う人が多いので、上白糖が固まった経験はあるのではないでしょうか。

固まった砂糖はどのようにしてサラサラにする?

固まった砂糖はどのようにしたら元に戻るのでしょうか?色々な方法があると思いますが、その中でも簡単でわかりやすい方法をご紹介しましょう!

試してガッテン流の方法を試してみよう

NHK総合テレビで放送されている「ためしてガッテン」はご存知でしょうか?番組で紹介される様々な生活の知恵や情報は役立つことも多いと思います。この番組で放送されていた砂糖をサラサラに戻す方法とは、固まった砂糖に水を1滴垂らし3時間待つだけなんです!とっても簡単で驚きますよね。 ただ、水が多すぎるとあめ状になってしまうので砂糖の塊に1滴だけという水の量を守ってくださいね。

食パンをちぎって入れてみよう

固まった砂糖が入っている容器のなかに食パンを入れる方法もあります。5〜6時間放置すると、水分を含んでいる食パンから水気が砂糖に移り見事にサラサラに!水分があるものなら代用もでき、オレンジやグレープフルーツの皮を一緒い入れる手もあります。直接砂糖に触れないようにお皿を挟むと安心ですね。
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