たらこの冷凍の仕方

たらこは冷凍保存した方が長く楽しめることをお伝えしました。それでは、たらこを冷凍する際はどのようにしたら良いのでしょうか。簡単に冷凍できて食べる時に手間のかからない冷凍保存方法をご紹介していきます。

一腹ずつラップに包んで冷凍

たらこは、元々は卵巣の形を保った袋が2つついた状態です。これを一腹(ひとはら)と数えます。

白いご飯と食べることが多い場合や、具体的に解凍後のたらこの使い道が決まっていない場合は一腹ずつラップに包み、チャックの付いているフリーザーバックで保存する方法がおすすめです。大きい塊のまま冷凍したものの、一腹すべては使わないという場合でも、使うときにカットして少しずつ食べられるので良いですよ。

カットして冷凍

おかずなど、そのままではなくおかずとしてたらこを使うことが多い方はあらかじめカットしてから冷凍しておく方法がおすすめです。 おにぎりにも使いやすいですね。この方法で保存しておけば、いざたらこおにぎりを作る際も包丁を使わずに済むため、とても便利です。 こちらも一腹ずつ保存する場合と同様、カットしてからラップで包み、フリーザーバックに入れて冷凍庫に入れるようにしましょう。空気に触れると劣化が進みやすくなるので、フリーザーバックの空気をできる限り抜いてから冷凍庫に入れることがポイントです。

バラ子を冷凍

たらこの皮がなく、卵だけの状態で売られているものをバラ子と呼びます。皮がやぶれたり大きさが不ぞろいな規格外のものがバラ子として売られている場合が多く、品質は普通のものと変わらないものの、比較的安価で購入することができます。

バラ子は冷凍した状態で売られていることがほとんどです。冷凍してある場合はそのまま自宅でも冷凍庫で保存しましょう。

塊が大きすぎる場合は、カットしてから保存することもできます。あまりにカチカチの状態では包丁が入りにくいので、常温で少しだけ時間を置いてからカットしましょう。この時、放置しすぎると解凍されたものを再冷凍することになり、劣化がすすみやすくなります。包丁が入る固さ程度までやわらかくなったらすぐにカットして再度冷凍庫に入れましょう。

加熱してから冷凍

たらこを調理に使う場合は、加熱してから冷凍保存することもできます。電子レンジで加熱すれば、火も使わず簡単ですね。 まず、たらこ1本につき小さじ1/3程度の酒を振りかけます。ラップをかけて600wの電子レンジで2分程加熱してみてください。中まで火が通ればOKです。 使いたい大きさにカットし、ラップに包んでフリーザーバックに入れて冷凍保存します。使うときは包丁やスプーンの腹で押しつぶせば簡単にほぐれますよ。

解凍方法

冷凍保存したたらこは、どのように解凍するとおいしく食べられるのでしょうか。おすすめの解凍方法と注意点をご紹介していきます。

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