ライター : とも

子育てフードライター

この記事でわかること

アルミフライパンは、正しい使い方を知れば使いやすく便利な調理器具です。アルミフライパンの特徴は、軽さ、熱伝導率の高さ、食材の状態が分かりやすいこと。また、水分を飛ばしやすいことや、使い込むとくっつきにくくなることも挙げられます。

一方で、手入れ法や欠点には注意が必要です。アルミフライパンを使いこなすことで、料理がお店のような味わいに仕上がりますよ。

アルミフライパンが人気!

ステンレスや鉄など、フライパンの素材はさまざまあります。そのなかで最近注目されているのがアルミ製のフライパン。近年人気のアウトドアでも使いやすいと評判ですよ。

この記事では、アルミフライパンの特徴や基本的な使い方、アルミフライパンに適した料理などをご紹介します!

アルミフライパンの特徴と魅力はココ!

※画像はイメージです
アルミフライパンとほかのフライパンには、どのような違いがあるのでしょうか?ここでは、アルミフライパンの特徴を解説します。

その1:軽い

アルミフライパンは、鉄やステンレスのフライパンにくらべて軽いのが特徴。炒めもののように鍋を振る料理は重くてむずかしい……という方におすすめですよ。ただし、フライパンのサイズやアルミの厚さによって重たいものがあるため、可能であれば購入前には実際に手に取って確認すると良いでしょう。

その2:熱伝導率が良い

アルミは熱伝導率が良いのが特徴です。フライパンがすぐに温まり、短時間で食材を加熱できますよ。深型フライパンでお湯を沸かすときも重宝します。

その3:食材の状態が分かりやすい

アルミフライパンは内側がコーティングされているものがありますが、コーティングされていないものは内側が銀色。そのため、食材やソースの色、状態が分かりやすいのが特徴です。焦げやすいソースを作るときに便利ですよ。

その4:水分を飛ばしやすい

アルミフライパンは熱伝導が良いため、ソース作りの水分調整がしやすいです。また、ワインや料理酒などのアルコールを飛ばすのも簡単ですよ。

その5:使い込むとくっつかない

コーティングされていないアルミフライパンは、食材がフライパンにくっつきやすいことが。そのため、調理前に多めの油を入れて温める「油ならし」をするのがおすすめです。油ならしを続けることでフライパンに油がなじみ、くっつきにくくなりますよ。

アルミフライパンの欠点

※画像はイメージです
アルミフライパンにはメリットがたくさんあるものの、もちろん多少のデメリットもあります。主なデメリットは以下の通りです。

・くっつきやすい
・取っ手が熱くなる
・高温調理の料理に不向き
・IH調理器では使用できない

とはいえ、アルミフライパンは食材や調理法によって使い分けると便利ですよ。特にパスタソースのような料理におすすめ。そのため、イタリアンレストランではよく使用されていますよ。

アルミフライパンのお手入れ方法

※画像はイメージです

購入後のお手入れ

アルミフライパンを初めて使用する際は、水と野菜くずを入れて沸騰させてください。10分ほど沸騰させたら水洗いしましょう。このひと手間で、アルミフライパンが腐食しにくくなります。

油ならしをする

前述のとおり、アルミフライパンは使うたびに油ならしが必要です。フライパンに多めの油を入れて全体になじませたら、煙が出る程度まで温めて火を止めます。油をオイルポットに入れたら、調理可能です。

洗い方

アルミフライパンは、食器用洗剤で洗えます。まだ熱いうちに洗うと汚れを落としやすいですよ。なお、金属たわしはフライパンに傷をつけてしまうおそれがあるため、使用NG。

アルミフライパンが黒ずんできたときは、水と輪切りレモンまたはクエン酸を入れて10~15分ほど沸騰させると元通りの銀色に戻りますよ。

アルミフライパンで作りたい料理

オムレツ

アルミフライパンは熱伝導が高いので、火加減の調整がむずかしいオムレツ作りにもってこい。コーティングされていないアルミフライパンを使うときは、多めの油を全体に馴染ませてから卵液を流し入れるのがポイントです。

目玉焼き

アルミフライパンで目玉焼きを作るときは、予熱後にいったん火を止めて卵を割るのがコツです。卵を割ったら火をつけて焼きます。アルミフライパンは熱伝導率が良いため、鉄やステンレス製のフライパンよりも弱火にすると、焦げずに仕上がりますよ。

パスタ

パスタソースは焦げ付いたり煮詰まったりしがち。アルミフライパンを使うと、繊細なソースをお店のような味わいに仕上げることができますよ。食材にむらなく熱を加えることができるため、生トマトのパスタソースやオイル系のパスタはもちろんのこと、クリーム系のソースでもダマになりにくいのがポイントです。

通販でGET!おすすめアルミフライパン5選

1.北陸アルミ「【GAS】プロマイスターBCフライパン」

ITEM

北陸アルミ【GAS】プロマイスターBCフライパン

¥2,464〜

重量:800g サイズ:内寸240×深さ54mm

※2023年3月22日時点 価格は表示された日付のものであり、変更される場合があります。本商品の購入においては、Amazon.co.jpおよびrakuten.co.jpおよびshopping.yahoo.co.jpで正確かつ最新の情報をご確認ください。
プロ仕様のフライパンをお手頃価格で使ってみたい方におすすめ。やや深さがあるため、フライパンの中でパスタとソースを絡めやすいですよ。1~2人分の調理にちょうど良いサイズです。

2. バッラリーニ「セルヴィン・タ-ヴォラ フライパン 14CM」

ITEM

BALLARINI(バッラリーニ)SERVIN TAVOLA(セルヴィン・タ-ヴォラ)フライパン 14CM(75001-092-0)

¥2,145〜

重量:300g サイズ:内寸140×深さ610cm

※2023年3月22日時点 価格は表示された日付のものであり、変更される場合があります。本商品の購入においては、Amazon.co.jpおよびrakuten.co.jpおよびshopping.yahoo.co.jpで正確かつ最新の情報をご確認ください。
イタリアで1889年に創業した老舗ブランドが手掛けるアルミフライパンです。直径14cmの小さめサイズはアヒージョやソースの温め、ひとり分のスープに最適。また、ハンドルは真鍮製で高級感がある見た目も特徴です。

3. アカオアルミ「アルミフライパン」

ITEM

アカオアルミ アルミフライパン

¥2,600〜

重量:779g サイズ:内寸240×深さ55mm

※2023年3月31日時点 価格は表示された日付のものであり、変更される場合があります。本商品の購入においては、Amazon.co.jpおよびrakuten.co.jpおよびshopping.yahoo.co.jpで正確かつ最新の情報をご確認ください。
耐食性と耐摩耗性にすぐれたアルミフライパン。スタイリッシュなデザインは、キッチンにおいてあるだけで様になりますよ。見た目だけでなく、機能性も抜群。本体も取っ手もアルミ製のため、オーブン調理が可能です。肉や魚のグリル料理におすすめですよ。

4. 中尾アルミ製作所「N-36打出」

ITEM

中尾アルミ製作所 N-36打出(5099190)

¥4,187〜

重量:700g サイズ:内寸240×深さ50mm

※2023年3月22日時点 価格は表示された日付のものであり、変更される場合があります。本商品の購入においては、Amazon.co.jpおよびrakuten.co.jpおよびshopping.yahoo.co.jpで正確かつ最新の情報をご確認ください。
フライパンの底を打出し、強度を高めています。ホテルやレストランなどで使用されるプロ仕様のアルミフライパンなので、その品質はお墨付き。高い熱伝導率で、いつもの料理を格上げしてくれますよ。

5. キプロスター「業務用アルミフライパン 25cm」

ITEM

KIPROSTAR(キプロスター)業務用アルミフライパン 25cm

¥2,380〜

重量:850g サイズ:内経240×深さ48mm

※2023年3月31日時点 価格は表示された日付のものであり、変更される場合があります。本商品の購入においては、Amazon.co.jpおよびrakuten.co.jpおよびshopping.yahoo.co.jpで正確かつ最新の情報をご確認ください。
フライパンの底が厚いため熱伝導率が高く、短時間で火を通すことができますよ。焼きすぎると硬くなりがちな肉をふっくらやわらかに仕上げたいときにぴったり。また、フライパンの縁にはエッジロール工法を用い、変形しにくいのもポイントです。

アルミフライパンであなたもシェフ気分

アルミフライパンはプロ仕様のものが多く、ハードルが高いイメージがあるかもしれませんが、高い熱伝導率やお手入れの楽さなど魅力がたくさん。比較的お手頃価格で購入できるので、ぜひ一度試してみてはいかがでしょうか?

使いこなせば、いつもの料理がワンランク上の味に。ぜひおうちでレストラン顔負けのひと品を作ってみてくださいね。
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