ライター : くまもと たまみ

グルメライター/旅行ライター/温泉ソムリエ

おすすめは?食器用洗剤の比較方法

中性とアルカリ性の違い

食器用洗剤の成分表示の欄を見ると「液性」という表示があります。この箇所には、中性やアルカリ性などの記載がされていますが、中性のアルカリ性の違いとはどのようなものなのでしょうか。 中性やアルカリ性とは、水溶液の性質を表す名称です。アルカリ性の真逆の性質を持つのが酸性。アルカリ性、酸性の強さを表すのに使われるのが「pH(ピーエイチ)」と呼ばれる数値です。pH11.0以上がアルカリ性、pH3.0未満が酸性になります。アルカリ性と酸性の中間にあるのが中性です。 食器洗剤において、洗浄力が高いのがアルカリ性のもの。しつこい油汚れや焦げつきをとるのに便利です。

手荒れのしにくさ

前述したようにアルカリ性の食器用洗剤は、強力な汚れをとってくれますが、その分、手肌が荒れてしまいやすいのが難点です。アルカリ性の食器用洗剤を使うときは、ゴム手袋をするのがおすすめです。 その点、中性の食器用洗剤はアルカリ性よりも洗浄力は劣るものの、手肌にやさしい成分です。手荒れが気になる人は中性の食器用洗剤を選びましょう。

洗剤の形状

これまでの食器用洗剤は圧倒的に液体のものが多かったのですが、近年、スプレータイプの洗剤が多く出ています。スプレータイプのメリットは、液体の食器用洗剤とスポンジでは届かなかった細かい部分の汚れもスプレーなら届くところ。シュッとスプレーして洗い流すだけで、汚れがとれるという食器用洗剤も発売されています。 液体タイプとスプレータイプの食器用洗剤を洗うものや用途別に使い分けするといいですね。

安全性

食器用洗剤には、洗浄力のもととなる界面活性剤が配合されています。この界面活性剤は石油などを原料として化学合成で作られたもの。この界面活性剤が配合された食器用洗剤で食器を洗うと、その排水は分解されることなく、海や川に流れこみます。これでは環境にやさしいとは言えないですね。 環境にやさしい食器用洗剤とは、この界面活性剤が植物から作られたものなど、天然由来成分を使っている洗剤です。天然由来成分がすべてよいわけではなく、その量やほかの原料もかかわってきます。最近はこれらのエコに配慮した商品が多く出ています。

洗浄力の高い食器用洗剤3選

1. ジョイコンパクト史上最高の洗浄力「ジョイコンパクト食器用洗剤」

ITEM

ジョイ コンパクト 食器用洗剤 オレンジピール成分入り 本体 190mL

¥780〜

油汚れを落とす界面活性剤に新処方の拡散分子を配合して、より効果的に汚れを落とせるようになったジョイコンパクト。拡散分子が素早く油汚れに作用して、頑固な汚れもするっと落ちます。

※2018年2月15日時点 価格は表示された日付のものであり、変更される場合があります。本商品の購入においては、Amazon.co.jpおよびrakuten.co.jpおよびshopping.yahoo.co.jpで正確かつ最新の情報をご確認ください。
濃密な泡がいつまでも長持ちして、洗剤を継ぎ足さなくてもたくさんの汚れが落ちます。洗浄力のアップでこれまでよりも少ない量で食器を洗えるようになり、コンパクトなボディになりました。
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