ライター : leiamama

webライター

「泡醤油(あわじょうゆ)」って知ってる?

Photo by macaroni

泡醤油とは、醤油をふわふわのメレンゲ状に泡立てた調味料のことです。諸説ありますが、京都の舞妓さんが仕事の前の食事の際に、醤油で着物を汚しては大変だろうという板前さんの心遣いから生まれたのだとか。日本人の「おもてなし」文化に通じる、奥深い心遣いを感じますね。

泡醤油の使い方・メリット

泡醤油は刺身や寿司などの和食だけでなく、ステーキやフライ、パスタなどいろいろなジャンルの料理に使われています。

ムースのようななめらかな食感が泡醤油の魅力。液体の醤油とは違って衣服や食卓を汚す心配もありません。また、泡が舌にのっている時間が長いため、液体のときよりも味が強く感じられるので、少量で満足感を得られるメリットもあります。

ふんわりお家で楽しむ!泡醤油の作り方

Photo by leiamama

調理時間 5
口の中でふわっと溶ける新食感の泡醤油。ゼラチンを利用することで、自宅でも簡単に泡醤油が作れます。泡立て器でも構いませんが、100均のミルクフォーマーを使えばあっという間にできあがり♪ ぜひ一度お試しください。

材料(できあがり約150cc)

Photo by leiamama

泡醤油のコツ・ポイント

  1. 氷水にあてながら泡立てる
  2. ミルクフォーマーを使のがおすすめ
  3. 作り立てを味わう
粉ゼラチンを固めるため、耐熱容器の底を氷水にあてながら泡立ててください。ゼリーと泡に分離してしまうので、ムース状になったら氷水からはずしてください。

少量で作る場合は、ハンドミキサーや泡立て器よりミルクフォーマーがおすすめです。舌触りや風味を損なわないように、泡醤油は食事をする直前に泡立てて、なるべく早めに使い切ってくださいね。

作り方

1.粉ゼラチンをお湯で溶かす

耐熱容器に入った粉ゼラチン

Photo by leiamama

耐熱容器に粉ゼラチンを入れます。
耐熱容器の粉ゼラチンをお湯で溶かしている様子

Photo by leiamama

大さじ1杯のお湯(分量外)を注いで、粉ゼラチンを溶かします。

2.醤油と水を加える

耐熱容器の粉ゼラチンに加えた醤油と水

Photo by leiamama

粉ゼラチンが溶けたら、醤油と水を加えて混ぜ合わせます。

3.氷水にあてながら泡立てる

ミルクフォーマーで醤油とゼラチンを泡立てている様子

Photo by leiamama

耐熱容器の底に氷水にあてながら、ミルクフォーマーで泡立てます。
ムース状になった泡醤油

Photo by leiamama

粉ゼラチンが固まって、ムース状になったら完成です。
白い小皿に入った泡醤油

Photo by leiamama

お好みの器に移して、召し上がってください。

泡醤油で食べたい!いつものメニューをよりおいしく

刺身

Photo by Uli

刺身の上に、泡醤油をちょんとのせて召し上がってください。少量のコクのある泡で、刺身の旨みを引き立てます。泡醤油にお好みで芽ねぎやたでを忍ばせても。

編集部のおすすめ