酒粕でさらに旨味アップ

塩抜きに酒粕を使うと、鮭の塩分がマイルドになりますよ。塩鮭4切れに対し、酒粕を200g使います。酒粕はあらかじめレンジで温めると混ぜやすいのでおすすめ。みりんと酒をそれぞれ大さじ1杯ずつ、水大さじ2杯を加えて全体をよく混ぜます。

塩鮭に調味液を絡めたら、バットに入れて冷蔵庫で保存しましょう。半日~2日程度で塩が抜けますよ。酒粕は料理前に取り除き、軽く水洗いしてくださいね。

面倒ならそのまま調理

味を落とさずに塩抜きするには、先述したとおり最低でも1~2時間塩水に浸して置く必要があります。焼き鮭のように鮭の味をそのまま味わうなら、時間をかけて塩抜きしたほうがおいしく食べられますが、ほかの食材と調理すれば塩味の調節が可能です。

塩抜きせずに今すぐ調理したいときは、ほかの食材と一緒に調理して、味付けの段階で塩味を調節してみてはいかがでしょうか。

以下でおすすめのレシピをご紹介します。

超簡単!レンジで手作り鮭フレーク

おにぎりやサンドイッチなどさまざまな料理に活用できる鮭フレーク。レンジで簡単に作ることができますよ。塩鮭と白ワインや砂糖などをレンジ加熱したら、ほぐすだけ。オリーブオイルを絡めることで、しっとり感と風味がアップします。

鮭と大葉のふりかけ

塩鮭はレンジで加熱してからフライパンで酒煎りすると、魚のにおいが気にならず上品な味わいに。白いりごまと大葉の風味が豊かで、ごはんが進むこと間違いなしです。レシピではとびっこを入れますが、お弁当用なら省いてもOK。

焼鮭のバターしょうゆチャーハン

鮭×バターしょうゆの組み合わせはテッパンのおいしさですよね。チャーハンに使えば、もりもり食べられるひと品に仕上がります。塩鮭の塩分によって、しょうゆの量を加減してくださいね。魚が得意ではないお子さんも、このチャーハンなら食べてくれるのではないでしょうか?

野菜たっぷり鮭の豆乳クリームシチュー

大きめにカットした鮭が存在感抜群のシチューです。レシピでは生鮭を使いますが、塩鮭でもOK。下味の塩を省いてこしょうだけを振りましょう。とろりとやわらかな里芋やブロッコリーも入るので、野菜をたっぷりいただけますよ。

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