温泉卵の作り方

Photo by macaroni

爆発しやすい卵も、加熱する時間を加減したり水を活用したりすることで、電子レンジ調理が可能です。温泉卵は、アルミホイルもラップも使わず、数十秒の加熱であっという間にできあがります。

1. 耐熱皿に水を入れる

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割った卵が入るくらいの深めの耐熱皿に2cmほど水を入れます。

2. 卵を入れて電子レンジで加熱する

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1の中に卵を静かに割り入れます。電子レンジで600Wで40秒、一旦止めたあとさらに20秒加熱します。

※加熱時間は表面の状態を見ながらお好みで調整してください。長時間かけ続けると爆発のおそれがあるので要注意です。
※お使いの機種によって、電子レンジの加熱時間は異なります。様子を見ながら加熱時間を調整してください。

3. めんつゆをかけてできあがり

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余分な水分を捨ててめんつゆやしょうゆなど、お好みの調味料をかけて完成です。

そもそも、なぜ卵は爆発するのか

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電子レンジは、マイクロ波と呼ばれる電波によって食材内部の水分を温めます。卵のように殻や膜のある食材を電子レンジで加熱すると食材内部の水分が膨張して圧力が高まり、爆発のおそれがあるのです。

なお、皮や殻などに覆われているウインナーソーセージたらこ、銀杏、いかなども同様の理由から、電子レンジで加熱すると爆発しやすいです。これらも加熱時には注意が必要ですよ。(※2)

レンジでアルミホイルを使用する場合のポイント

アルミホイル容器に入った食材を電子レンジで加熱したら火花が飛んだ、という経験をお持ちの方は多いのではないでしょうか?

アルミホイルにシワやとがった部分があると、電子レンジ加熱時にアルミホイル表面の分子が放電し、火花が飛ぶ原因になります。金属容器や金串、金の飾りが施された食器も同じように火花が飛んだり発火したりするおそれがあるため、注意が必要です。

ただし、アルミホイルを完全に水中に入れると放電を防げます。電子レンジ加熱する際は、必ずアルミホイル全体を水に浸けてください。(※3,4)
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