秋の味覚「柿」は便秘にいい?悪い?摂り方次第で真逆の効果!

秋の味覚「柿」は食物繊維が含まれており、またタンニンという物質が、便秘対策に役立ちます。便秘に効くのはもちろん、それ以外にも柿は健康効果を持っています。しかし、ちょっとだけリスクもあるので注意が必要。今回は柿パワーの秘密にせまります。

秋の味覚「柿」は便秘を改善 !?

秋は、食欲の秋と言われている季節で、ついついおいしいものを食べたくなってしまいますよね。今回紹介する秋の味覚のひとつである「柿」は、便秘対策にとても優秀な食べ物です。しかし、その反面食べる量を意識していないと、便秘になってしまうこともあるようです。今回は、柿と便秘の関係について詳しくご紹介します。

便秘対策になぜ柿が良いの?

柿は食物繊維が豊富

柿には食物繊維が多く含まれ、食物繊維はストレスホルモンと言われるステロイドホルモンや脂肪物質を吸着し排出してくれるほか、腸内細菌に働きかけ腸内細菌が増えるのを助けてくれます。不要物質や腸内細菌の死にカスを便とともに出すサポートをしてくれます。

ただ食物繊維の排便効果は、腸内phがアルカリ性でないと発揮されません。食習慣が乱れている、油ものを多く摂る人は腸内環境が酸性に傾いている傾向にあり、効果が発揮されにくいかもしれません。そして食物繊維の活躍の場は大腸で、大腸にきて初めて上記の効果が期待できます。

一度ご自身の食生活や腸内環境を改めて考え直してみるとよいでしょう。

干し柿なら食物繊維がたっぷり

柿は柿でも、干し柿の方が食物繊維は多く含まれています。甘柿は100g中1.6g、渋抜き柿は同重量で2.8g含まれているのに対し、干し柿は同じ100g中14gも含まれいます。便秘でお悩みの方は、一度干し柿を食べて経過を観察してみても良いかもしれません。

タンニンの働きも見逃せない

柿にはタンニンという物質が含まれています。ちなみに、柿以外にもタンニンは緑茶や赤ワインなどに含まれています。

渋柿の渋みと言うのはこのタンニンが舌の粘膜に着くと唾液中のタンパク質とくっつき、タンニン自体が変化するために、渋みとして感じると言われています。

こんなに渋いのに、摂って大丈夫なの?と心配する人も多いでしょうが、大丈夫。タンニンは腸にいきつくと粘膜に働きかけ、粘膜を保護したり腸を引き締め、腸が活発になったときに落ち着かせてくれる作用があります。下痢や軟便でお悩みの方の強い味方になってくれるでしょう。

しかし便秘を引き起こすことも

その一方で、よく柿を食べると便秘になると言う人もいます。その理由は、渋柿に含まれるタンニンが原因。タンニンが腸の蠕動運動を抑える作用があるためです。しかし食べ過ぎなければ、心配する必要はありません。

また、食物繊維が体内の老廃物を吸着させ、便量を増やすと言いましたが、増えても腸の動きがよくなければ固まってしまいます。体の水分が少ない人、ストレスが多い人は腸の働きが弱く、便が排出しずらい状態となっています。

渋柿の食べ過ぎに注意し、水分を摂ってバランス良い食事を心掛けましょう。

まだまだある柿の効果

柿にはビタミンCが多く含まれ、渋抜き柿は100g中55mg、甘柿であれば100g中70mg含まれています。ビタミンCは、抗酸化作用を始め、コラーゲンを作ることを助け、鉄の吸収をよくする効果が期待できるため、女性は特に注目したい果物です。

また、ビタミンA、マンガン、葉酸、カリウム、ビタミンB群などの栄養素も含まれています。ビタミンB群は、皮膚や粘膜の健康維持をサポートし、お肌のハリや潤いを保つために必要な栄養素です。

柿を食べてもっと美しく健康に

いかがでしたか?旬の味覚として登場する柿ですが、種類によっては時が経つにつれ渋さがなくなり甘くておいしくなってきます。熟しているものよりも固い方がいいと言う方もいるでしょうが、熟せば熟すほど健康効果も期待できることを踏まえ、適量を食べるようにして秋の味覚を楽しんでくださいね。
▼他にも気になる!果物の効果・効能はこちら

特集

SPECIAL CONTENTS