秋の味覚「柿」は便秘にいい? 悪い? 摂り方しだいで真逆の効果!

秋の味覚「柿」は食物繊維が含まれており、またタンニンという物質が、便秘対策に役立つとされています。便秘に効くだけでなく、柿にはさまざまな健康効果も!しかし、ちょっとだけリスクもあるので注意が必要です。今回は、柿パワーの秘密にせまります。

秋の味覚「柿」は便秘を改善する!?

「食欲の秋」と呼ばれることもあるほど、秋はついついおいしいものをたくさん食べたくなってしまいますよね。

今回ご紹介する秋の味覚のひとつである「柿」は、便秘対策にとても優秀な食べ物です。しかしその反面、食べる量を意識していないと、便秘になってしまうこともあるとか。今回は、柿と便秘の関係について詳しくご紹介します。

柿が便秘対策に良いとされている理由

柿は食物繊維が豊富

柿には食物繊維が多く含まれ、特に水に溶けにくい不溶性食物繊維の割合が高いです。不溶性の食物繊維は、腸内に届くと水分を吸収して便のカサを増やし、腸内を刺激します。そのことにより、排便が促されて便秘対策につながります。(※1)

また、水溶性・不溶性ともに、腸内に存在する善玉菌のエサになるという役割もあります。善玉菌が増えると腸内環境が整えられますよ。(※1)

干し柿なら食物繊維がさらにUP!

柿は柿でも、干し柿のほうが食物繊維は多く含まれています。甘柿は100g中1.6g(※2)、渋抜き柿は同重量で2.8g含まれている(※3)のに対し、干し柿は同じ100g中14.0gも含まれています。(※4)

これは、柿に含まれている水分が抜け、凝縮されたため。食物繊維だけでなく、カリウムやマンガン、ビタミンAなどの割合も高くなります。

しかし便秘を引き起こすことも

タンニンの過剰摂取

便秘が改善されるという一方で、よく柿を食べると便秘になると言う人もいます。その理由は、渋柿に含まれるタンニンが原因。これは、赤ワインや緑茶などにも含まれている渋み成分です。タンニンを過剰摂取すると、腸粘膜を刺激され便秘の原因に。(※5)

甘柿にはあまりタンニンは含まれていないので、甘柿を1〜2個食べる分には、タンニンの過剰摂取にはならないでしょう。

水分不足

また、不溶性食物繊維が便量を増やして排便を促すと書きましたが、増えすぎると便がスムーズに進まなくなり、かえって便秘を悪化してしまうことに。(※6)

慢性的な便秘の方は、不溶性食物繊維ではなく、水溶性食物繊維を摂取するとともに、水分をしっかりと補給することが大切です。

まだまだある柿の栄養と効果

ビタミンC

甘柿には、100gあたり70mgのビタミンCが含まれています。(※2)ビタミンCは、肌の土台となるコラーゲンの生成に欠かせない成分です。ビタミンCをしっかり摂ることでコラーゲンが正常に生成され、ハリのある肌を保つことにつながります。(※7)

また、免疫細胞である白血球の働きを強める作用もあるため、免疫力の向上にも効果的です。(※7)

マンガン

甘柿100gあたり、0.50mg含まれているマンガン。(※2)体内の各所に存在しているミネラル成分で、骨や皮膚の健康維持に関わる働きを担っています。また、さまざまな酵素の構成成分でもあるので、代謝をおこなう際にも欠かせない存在です。(※8)

カリウム

細胞内の浸透圧を調整する働きのあるカリウムは、甘柿100g中に170mg含まれています。(※2)カリウムには、過剰に摂取された塩分(ナトリウム)の排出を促す作用があり(※9)、むくみ対策に効果的です。

柿を食べてもっと美しく健康に

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