ワインに賞味期限は?未開封・開封後の長持ち保存テクもチェック

古いものほど価値が上がり、高価なイメージがあるワイン。そもそもワインに賞味期限はあるのでしょうか?未開封と開封後で賞味期限の違いは生まれるの?今回は、ワインの賞味期限と長持ちさせる正しい保存方法についてお伝えします。

ワインの賞味期限、気にしたことある?

フレンチやイタリアンなどのおいしい料理、またチーズやフルーツとも合うワイン。肌寒くなってくる季節にはホットワインなど、色々な場面でワインを楽しんでいる方も多いのではないでしょうか。そのまま飲むのはもちろんですが、シチューやワインなど料理に使うと旨みやコクがでますよね。

そんな使い道豊富なワインですが、みなさんは何かの記念日やパーティーなどでワインを購入し、飲まないまま何年か過ぎてしまったワインがまだキッチンの隅に置いてある、なんて経験はないですか?

そもそもワインの賞味期限ってあるのでしょうか。今回はそんな賞味期限についてや、正しい保存方法などをまとめてみました。

ワインには賞味期限が書かれていない?

実は、ワインには賞味期限が記載されていないのです。

「賞味期限」とは、「おいしく食べる、または飲むことができる期間」です。ボジョレヌーボーなどのフレッシュな状態で飲むのが好ましいワインを除いては、年数がたつほど芳醇な味と香りが楽しめるなんて聞いたことはありませんか。ワインは10年、20年と長期保存が可能です。そして通常は腐ることはないとされているのです。

日本では、ワインは酒税法上「果実酒」に分類されているだけで、それ以上細かい記述の必要はありません。 そして世界中のワイン法、例えばEUのものを見てみても、記述しなくてはならないものは、アルコール度数や生産地域などで、賞味期限は記述する必要はないのです。

ラベルには収穫年が書かれている!

ワインを選ぶときにひとつの目安とするのがこの収穫年。ワイン業界ではブドウの収穫年のことをヴィンテージと呼んでいます。ブドウは、同じ品種、同じ生産地でも、その年毎の気候が出来映えに影響を与える為、あたり年やはずれ年があります。

ワインを生産している国の多くは「ワイン法」があり、それに基づきワインの格付けをしています。そのため、ワイン法によって収穫年の記載が義務付けられている国もあれば、任意の国もあります。ですが、収穫年の記載はそのワイナリーへの信頼の証でもありますので、記載を嫌がるワイナリーはほぼないといってもよいでしょう。

未開封のワインに賞味期限はないの?

ワインは未開封であれば、基本的に腐ることはありません。ですが、実はワインには「飲み頃」があり、その時期はワインの種類によって違うのです。

「父の誕生日に同じ年のワインをプレゼントする」、なんてお話しも耳にしますが、このように何十年も熟成されているワインはとっても高級で特別なワインと思ってよいでしょう。このようなワインは熟成させておいしくなるワインですが、細心の注意とケアによって保存されているのです。

【テーブルワイン・ハウスワイン】
では、家飲みをするのによく私たちが手にする、スーパーや量販店においてあるお手ごろな値段のワインの飲み頃はいつなのでしょう。実は、この「テーブルワイン」「ハウスワイン」などは買った時が飲み頃なのです。これらのワインは熟成させるために作られているワインではありません。比較的フレッシュな状態で飲むのがよいワインなのですね。

【一般的なワイン】
では、一般的な赤白ワインはどうなのでしょうか。好みの違いもありますが、白ワインは2~5年、赤ワインは3~7年以内に飲むことをすすめているメーカーが多いようです。

【スパークリングワイン】
ちなみにスパークリングワインは基本的には保存を目的としたものではないので、なるべく早いうちに開封して飲みましょう。

飲み頃を過ぎるとどうなるの?

ワインは飲み頃を過ぎるとだんだんと酸化がすすんでいきます。酸化の影響で風味がおちてしまったり、酸っぱくなってしまうようです。

またワインの色も褐色味をおびてきます。つまり、やや茶色がかった色になってきます。そして、コルク栓からもかび臭いにおいがしてくると言われています。

年月が経てば経つほど価値があがるとされているワインですが、やはり飲み頃を過ぎたものは風味が落ちてしまうのですね。

ワインの正しい保存方法

保存場所に適した条件とは

ワインは「良い環境」であれば、風味が落ちることなく長期保存が可能です。では、ワインにとっての良い環境とはどのような条件なのでしょうか。

1. まず、ワインは暗い場所で保存しましょう。ワインは「光」を嫌います。直射日光はもちろん、蛍光灯も好みません。

2. 温度に関しての条件です。高い温度はワインを変質させますので涼しいところで保存してください。理想的な温度は15℃前後です。そして重要なのが、温度差が生じない場所、ということです。

3. 湿度です。ワインは湿気の高いところを好みます。理想的な湿度は65~80%だそうですよ。そして、できる限り振動を与えないようにしてあげてください。振動により化学変化が起こってしまうとのことです。

ボトルを寝かせるのはなぜ?

レストランなどでワインが横に寝かせて置かれているのを目にしたこともあるかと思いますが、横にするのは、ワインを保存するにあたってとっても重要な意味があるのです。

ボトルを横にするのは、なんとコルクの乾燥を防ぐためなのです。コルクは乾燥してしまうと収縮してしまい、わずかながらボトルとコルクの間に隙間ができてしまうのです。そこから空気が入り込むと酸化が進んでしまいます。コルクを乾燥させないことが大事なのですね。

冷蔵庫はダメ

ワインの保存場所として冷蔵庫はNGなのです。冷蔵庫はワインにとって寒すぎます。ワインの保存で温度はとっても重要でしたね。15度程度の温度を保つようにしましょう。

また、冷蔵庫がNGなのは温度の問題だけでなく、湿度も関係しています。冷蔵庫内の湿度はワインにとっては低すぎ、冷蔵庫の中でコルクが乾燥してしまいます。さらに、他の食材のにおいが移ってしまう恐れもあります。

ただし、開封したワインについては常温での長期保存には適さないので冷蔵庫で保管してもよいでしょう。

開封したワインはどのくらい保存できる?

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ちあき

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