ウイスキーとブランデーの味の違いは?

ウイスキーとブランデーはどちらも蒸留酒で、蒸留後に樽で熟成させて琥珀色です。アルコール度数は高く、ほぼ同じですから、味の違いはわかりにくいのが本音かもしれません。 スコッチウイスキーにはモルトに由来する「旨味」、ピートによる「スモキーフレーバー」、 樽貯蔵の落ち着いた「ウッディさ」があり、バーボンウイスキーには「オーク樽の香り」と「バニラの香り」があります。ウイスキーに共通するのは、熟成で生じる「芳醇さ」と「重厚な味わい」だとされます。 他方、ブランデーはぶどうなどの果実が原料ですから、「芳醇」で「まろやかさ」があり、「フルーティな香り」と樽熟成による「ウッディーさ」を楽しむお酒だといわれています。

おすすめの飲み方

ウイスキー

ウイスキーが誕生したときから、最も親しまれてきた飲み方はストレートでしょう。製氷機ができる前からウイスキーはありましたから当然です。しかし、ウイスキーは味わいたいけれど、アルコールがきついなと感じる人は多いでしょう。おすすめはオン・ザ・ロックスです。 冷やしたオールドファッションのロックグラスに、大きめの氷を1~2つ入れて、氷を回転させて、さらにグラスを冷やします。ウイスキーをグラスの1/2まで静かに注ぎ、マドラーで軽く混ぜます。オン・ザ・ロックスは冷たさが大切です。大きめの溶けにくい氷を使いましょう。 最初はストレートに近く、段々水割りに近くなっていきますので、味の変化も楽しむことができます。氷がグラスに当たる音、氷どうしが触れる音。耳でも楽しめる飲み方です。

ブランデー

ブランデーをグラスに注ぐだけのシンプルな飲み方・ストレートがおすすめです。飲む前にグラスに顔を近づけ、ブランデーの色と芳醇な香りを確かめます。飲んでいる途中の香りも楽しんでください。ブランデーを口に含み、飲んだあとに口を閉じ、鼻から息を抜くと、濃厚なブランデーの香りが強く感じられます。 鼻を通り抜ける至福の香りといわれています。グラスに注ぐ量は、30分ほどで飲みきれる量がよいとされます。温度は室温です。無理に香りが立つように手のひらで温めたり回したりする必要はありません。 最近ではグラスも、ブランデーグラスよりグラッパグラスやフルートタイプのシャンパングラスがよく使われます。ブランデーを温めてしまう心配がありませんし、香りを閉じ込める形状になっています。

ウイスキーとブランデーどちらも英知が結集

ウイスキーとブランデーはどちらも蒸留酒です。原料が違いますが醸造酒を蒸留してアルコールの濃度を上げています。 極端にいえば、ウイスキーはビール、ブランデーはワインを蒸留して、アルコール濃度を上げた後、いろいろな樽に詰めて熟成させています。原料の栽培・収穫から瓶詰めにいたるまで、一朝一夕に工程が完成したとは考えられません。何百年におよぶ人間の英知が結集されているのです。
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大麦畑
白ぶどう
グラスに入ったコニャック
氷の入ったグラスに注がれるウイスキー
オンザロックのウイスキー
樽にのった、グラスに入ったウイスキー
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