消化促進

にんにくのアリシンは消化を助ける働きをします。これはアリシンが胃腸を刺激し、消化にかかせない胃液の分泌を促進させるからです。 消化がよくなると、食べた物が胃に滞留する期間が短くなり、胃に負担がかからないだけでなく、栄養の吸収がスムーズになります。

疲労快復

また、代謝が悪くなると、脂肪が燃焼されずらくなるだけでなく、疲労も感じやすくなるんです。 ビタミンB1は食事から得た糖質をエネルギーへと変化させてくれるので、疲労感が和らぐといいます。 ただしビタミンB1は水に溶けやすく、さらに熱に弱いことから、体内に効率よく取り込めないという欠点があります。にんにくのアリシンは、ビタミンB1と結びつき吸収をよくしてくれます。スタミナをつけたいときは、にんにく料理のなかでもビタミンB1が多い食材が使われているのを選びましょう。

食べ過ぎはNG!逆に体調を崩すとか……

にんにくのアリシンには強力な殺菌作用があるとご紹介しました。免疫力をアップしてくれる体の味方ですが、食べすぎるとむしろ逆効果に。悪い菌だけではなく、体にとって大切な菌までも減らしてしまします。ほかに注意すべきなのは、にんにくだけを食べることです。他の食材と合わせて食べましょう。にんにくには胃の働きを活発にする作用がありますが、単体で食べると逆に胃を荒らしてしまいます。 大人は一日に2~3片が適量とされています。きちんと量を守り、にんにくで健康になりましょう。

知ってた?にんにくチューブの保管方法

にんにくチューブ保管、きちんとできていますか?保管のコツと注意点をご紹介します。

開封前

開封前であれば冷蔵庫で保管する必要はありません。直射日光のあたらない、温度の高くない場所で保存します。賞味期限をメモしておくと、気づいたときには賞味期限切れなんて事態を避けられますよ。

開封後

いちど開封したものは冷蔵庫で保管するようにしましょう。ある程度使用するとチューブ内に空気が入りますので、きちんと出し切ってからフタをしめるようにしましょう。そのほうが風味が残り美味しさが長持ちします。
※掲載情報は記事制作時点のもので、現在の情報と異なる場合があります。

編集部のおすすめ