みかんは英語でオレンジじゃない!? 歴史が関係する呼び名だった!

甘くておいしいみかん。英語でなんて言うかご存じですか?おなじみの果物だけど知ってるようで知らないことが実はたくさんあるのでは?みかんの英語名に加えて、種類の紹介など今回は知ってるようで知らなかったみかんのアレコレをご紹介します!

2017年11月29日 更新

みかんは英語でなんという?

突然ですが、あなたはみかんを英語で何と言いますか?とっさに「オレンジ」と頭に思い浮かんでいませんか?実はそれ、間違いなんです。

オレンジは私たちもよく食べているネーブルオレンジやバレンシアオレンジなど、みかんとは異なり皮が厚くて手でむきにくいフルーツのことを指します。では、オレンジよりも小ぶりで皮がするっと手でむける、日本の冬に欠かせない、みかんは英語でどう言うのでしょうか?

みかんの種類によって呼称が異なる

では、みかんを実際に英語で何と言うのかご紹介しましょう。実はみかん、英語の表現はひとつではなく、産地によって異なるのです。

中国原産:mandarin(マンダリン)

中国が原産のみかんは、英語でmandarin(マンダリン)と言います。もとはインドのアッサム地方で作られましたが交配等で変化を重ねつつ、世界中に広まりました。

常緑低木、白くかわいらしい花を咲かせます。実がなるのは秋から冬にかけて、熟れた皮の色は黄色からだいだい色をしています。酸味は弱く、糖度がとっても高いのが特徴です。

名前の由来は2つあると言われています。まず1つは中国清朝時代の高級官史が着ていた服の色がマンダリンの様な色をしていたという説と、官史が贈り物としてマンダリンを献上していたから、という説です。どちらにしても、そもそも当時の官史のことを西洋人は「マンダリン」と呼んでいましたので、清朝の官史と深い関わりがあるのですね。

マンダリンの皮からマンダリンオイルという精油が作られます。これはアロマテラピー等で人気があるオイルで、とくに同じ柑橘系でも、レモンやグレープフルーツよりも刺激臭が少ないので重宝されています。

北米・南アフリカ原産:tangerine(タンジェリン)

北米や南アフリカが原産のみかんは英語でtangerine(タンジェリン)と呼ばれています。タンジェリンは、デコポンやポンカンの仲間です。色はマンダリンよりも赤っぽい濃いオレンジ色をしています。皮は硬いので、どちらかというとみかんよりオレンジの様な外観ではありますが、オレンジに比べると皮はむきやすく、手でするっとむくことができます。

味はオレンジほど酸味は強くなく、しっかりした甘味でジューシーです。タンジェリンの旬は1月から3月で、日本へはアメリカから輸入されたものが市場で売られています。

タンジェリンはインドから中国、モロッコを経由してアメリカでも栽培されるようになったと言われています。そのため、タンジェリンと言う名前は、当時モロッコ人を意味した「タンジール」に由来しているという説が濃厚です。また、1870年代に、アメリカ南部においてL・Gダンシー大佐がタンジェリンを栽培し始めたことから、「ダンシー・タンジェリン」と言う別名もあります。
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