鬼皮と渋皮がツルッと取れる!簡単な「栗のむき方」テクニックまとめ

自宅で栗料理を作るとき、栗のむき方でつまづくことありませんか?分厚く硬い、やっかいな皮をきれいにむく方法を紹介します。冷蔵・冷凍での保存の仕方や保存期限、茹で方のコツ、そしてひと手間加えたアレンジレシピまで細かくお伝えします。栗好き必見!

栗のむき方に苦労してない?

蒸してよし、炒めてよし、揚げてよし、焼いてよし。それに加えて、和・洋・中どのジャンルの料理とも、さらにはスイーツとも相性抜群な秋の味覚と言えば?そうです、栗です。

話は変わりますが、栗を手に入れてほくほく気分で自宅に持ち帰り、いざ下処理をしようとしたとき、想像以上の皮の硬さに苦戦した経験あると思います。力任せに包丁を使って無理やり皮をむこうとすれば、指を切る危険性があります。と言うかむしろ、この時点で早くもギブアップしてしまう人が多いのでは?

バラエティに富んだ調理に大活躍な旬の味覚・栗のむき方やおいしい食べ方について、詳しくお話します。完全保存版になること、間違いなしです。

栗の構造や栄養をまず知る

栗自体の構造や栄養についてよく分からないまま、やみくもに包丁を入れるのは危険すぎます。これは、相手のことを何も知らないまま、イチかバチかで戦いを挑むようなものです。というわけで早速、栗の構造や栄養について調べてみましょう。

鬼皮と渋皮

栗に限らず木の実全般に言えることですが、外側には鬼皮と言う皮があるのをご存知でしたか?とても分厚く、硬いので無理やり包丁でむこうとした場合、ケガをする恐れがあるので気を付けてくださいね。

そして、この鬼皮の内側は「渋皮」という赤茶色っぽい薄い皮で覆われています。ぱっくり毛穴やたるんでしまった肌をキュッと引き締める効果にすぐれた、タンニンが多く含まれているんですよ。ポリフェノールの1種で、アンチエイジング効果も見込めることから美肌成分として大きな注目を浴びています。

高い美容効果がある渋皮は、もちろん食べてもOK。エグみや雑味があるため渋皮をむいてから食べる、という人が多いようです。けれど、最近は渋皮付きの甘栗も販売されているんですよ。ちなみに栗の主成分はデンプンなので、100gあたり164kcalと果実類の中でもトップクラスの高カロリーを誇ります。食べ過ぎには、注意してくださいね。

栗のむき方

では早速、栗の皮をむいてみましょう。さまざまな方法でのむき方をご紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。

茹でてから冷凍

鍋の中に水と塩、それから栗を入れて沸騰させ栗を茹でます。沸騰したら、1分間そのまま放置。1分経ったら火を消して鍋にふたを落とし、しばらくそのままの状態で粗熱をとりましょう。手で触れる程度まで温度が下がっていたらお湯を捨て、鍋ごと冷凍庫の中に入れてください。このまま冷凍保存も可能です。

あとは、栗を使って料理をつくるとき、そのまま食べるときなど、必要なときに解凍して鬼皮をむくだけ。あらかじめ、ザラザラした底の部分に切れ目を入れておけば、鬼皮と渋皮の両方がツルっときれいに取れるんだそう。

圧力鍋

あとで皮がむきやすいように、栗のとがった部分に十字に切り込みを入れておきます。包丁の刃先や尖った部分で切らないように、気をつけて下さいね。圧力鍋の中に、栗が浸るくらいの量の水を入れたら、ふたをして重しを乗せて火を付けます。圧力鍋のつまみがまわりはじめてから、10分ほど加熱。その後火を止めて、自然に圧力が抜けていくのを待ち、栗をザルにあげてください。

圧力鍋の種類によりますが、調理の時間によって多少の差があります。もっとも弱い加圧でも、7分もあれば完成。ちなみに、前もって1時間以上お湯の中に漬けてから圧力鍋を使うと、皮がやわらかくなって切れ込みが入れやすくなりますよ。

フライパン

皮を剥きやすくするため、鬼皮の尖った部分に十字型に切り込みを入れておきます。熱したフライパンに油をひき、栗を煎ってください。鬼皮に焦げ目がつき、切り込み部分がぱっくり裂けたら火を止めて新聞紙に並べます。手で触れるくらいの温度まで下がったら、皮を剥きましょう。

ちなみに、完全に熱が冷めてしまうと皮が剥きにくくなってしまうので、煎ったあとの温度管理には気を付けてください。少量ずつ煎るのがポイントです。

電子レンジ

栗のザラザラした底面に、包丁で深い切れ目を入れておきます。耐熱容器の中に栗が浸るくらいの水を入れたら、ラップをかけて電子レンジ(600w)で3分間加熱しましょう。また、加熱するときは10個くらいを目安に、少しずつ入れるようにしてくださいね。なぜなら、栗が極端に多すぎると電子レンジの熱で水分が飛びすぎて、爆発してしまう恐れがあるためです。

栗むき専用道具

栗の皮むき専用アイテム、「栗くり坊主」がおすすめ。片方の刃にはノコギリのような鋭い刃が、もう一方にはハサミの刃がついていて、栗を両刃の間に挟むだけで鬼皮と渋皮、両方をきれいに取れるんだそうです。

この便利な道具を使えば、茹でたり煎ったりする必要なく、生栗からでも簡単にむけるというすぐれたアイテムなんですよ。時間がなくて、簡単に皮むきしたい方は専用道具を使うのも、アリだと思いますよ。

渋皮のむき方

鬼皮という名前だけあって、鎧のような強力な皮を破るには煮たり焼いたりして突破する必要があるんですね……。でも、薄い渋皮だったらどこの家庭にでもあれアレで、簡単にスルッとむけるんですよ。

それはずばり、歯ブラシ。上下左右に軽く動かくだけで簡単にむけるので、小さいお子さんと一緒に料理の過程を楽しめそうですね。

あとは、一晩水につけてみてください。鬼皮をむいたあと、ボウルの中に水と栗を一緒に入れて一晩寝かせると、ふやけて渋皮をむきやすくなるからです。時間があるとき、ぜひこちらの方法も試してみてみましょう。

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