ライター : macaroni 編集部

アンガス牛とは?

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アンガス牛の正式名称は「Aberdeen Angus(アバディーン・アンガス)」。原産地であるイギリス・スコットランド東部のアバディーンシャイア州とアンガス州が名前の由来です。イギリスやアメリカ、オーストラリアなどを中心に肥育され、西洋の肉牛のなかではもっとも肉質がよいといわれています。(※1,2)

アンガス牛の特徴

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見た目の特徴

アンガス牛は黒毛和牛よりも黒い毛と、角がないのが特徴です。体毛が褐色の「レッドアンガス」と区別するために、「ブラックアンガス」と呼ぶことも。体はやや小さく、丸みのある体型です。(※4)

肉質の特徴

アンガス牛は、やわらかい赤身と適度なサシが入った肉質が特徴です。その味は、ショートホーンやヘレフォードと並ぶ、世界三大肉用種といわれるほど。高い品質を保持するため、「The American Angus Association=AAA(アメリカン・アンガス協会)」が認定制度を設けているのも特徴のひとつです。

AAAでは、「Certified Angus Beef Program = CAB(サーティファイド・アンガス・ビーフ・プログラム)」と名付けられた認定制度をクリアしたアンガス牛のみを、CAB製品として品質を保証しています。アンガス牛のなかでもCAB製品に認定されるのはわずか20%弱ということからも、いかに品質にこだわっているかが分かりますね。(※3,5)

アンガス牛と赤身肉ブームの関係

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以前は「赤身肉は硬い」というイメージが強く、あまり人気がありませんでしたが、赤身でやわらかいアンガス牛の登場により、そのイメージが一新。また、健康意識の高まりやヘルシー志向の方が増えたことから、赤身がおいしいアンガス牛が注目されるようになりました。

最近はスーパーでも見かける機会が増え、食卓になじみのある牛肉のひとつです。

日本でアンガス牛は肥育されている?

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アンガス牛が日本に輸入されたのは1916年。和牛と交配し、無角和種の品種改良に貢献しました。現在、国内で主に北海道で肥育されています。(※2,6)

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