ライター : ニコライ

グルメライター。スイーツやお店の紹介、コラムまで食に関することは幅広く書いていこうと思います。日本酒が好きで飲み歩きも多いこの頃。旅行先のカフェに行くのも好きです。どうぞ宜…もっとみる

チャプスイとは

チャプスイは豚肉・タマネギ・シイタケなどの五目を炒め、水溶き片栗粉でとろみをつけたスープを加えたものです。 なにかの料理に似ていると思いませんか?そうなんです、このチャプスイは「八宝菜」に非常に似ているのです。どこに違いがあるのかというと、厳密な違いはありません。 チャプスイはアメリカ風の五目あんかけ炒めで、八宝菜は中華風の五目あんかけ炒めというように呼び名が違うだけです。 八宝菜よりチャプスイの方が濃い目の味付けになっていて、具材も選択の幅が広くアメリカではハム・トマト・マカロニなどを使います。

諸説あるチャプスイの起源

チャプスイの起源は諸説あります。 清朝末期の政治家李鴻章がアメリカに渡米した際、アメリカの料理が口に合わず料理人が試しに五目炒めを作ったところ褒められた説が一つ。 二つ目は李鴻章がアメリカの料理を提供された際、口にあわないので出された料理全てを自分で細かくして煮ていた説です。 三つ目は李鴻章が宴会をした際に宴会料理の残りを混ぜ煮にしたら好評だった説です。ただ近年の研究でアメリカで新料理を作ったことは間違いではないかと発表されています。 アメリカでは1900年前後から大体的にチャプスイが世間に広く知られるようになります。R・チャンドラーの小説『さらば愛しき女よ』を始め多くの有名な作品の中に登場して、爆発的に広まりました。しかし、1960年代に料理研究家の登場でアメリカ人がより求める嗜好に料理が開発されていった結果、チャプスイの人気は徐々に衰えることになりました。 人気は下火になったにせよ、チャプスイは大衆料理として未だ親しまれ続けています。ともあれ、チャプレインは五目炒めそのままで食べるもよし、ご飯にかけて丼ものにするもよし、濃い目の味付けも日本人には相性が良くとても美味しい料理です。

桐生市の龍苑で食べるチャプスイ

美味しいチャプスイが食べられる有名なお店といえば、群馬県桐生市にある「龍苑」です。ピーク時はいつも満席で次から次に人が絶えず入客してくる人気店となっています。やはりチャプスイを餡にしてご飯にかけたチャプスイ丼は人気メニューの一つです。甘めのソースを使った中華丼でお値段は850円とちょっと高めのようにも思えますが、ボリュームがたっぷりなので気になりません。餡はアツアツなので最初食べる時はやけどに注意して食べて下さい。
店の中は昭和を感じさせる内装をしていて、テーブルとカウンター席がある昔ながらの大衆食堂といった感じです。入り口付近の飛行機セスナエンジンはとてもインパクトがあり初め入店した人は驚くことでしょう。人気メニューはチャプスイの他にも龍苑丼やジャンボ餃子があります。龍苑丼はマーボーライスで思ったよりも辛くなく食べやすいです。ジャンボ餃子は700円と餃子にしては高めのお値段ですが、納得できる大きさです。皮はサクっとしていて身もたっぷり入っているので美味しいです。料理全てのボリュームが多いので食の細い方は誰かを誘って行くなどして食べてもらいましょう。

店舗情報

店舗正式名称 龍苑 住所 群馬県桐生市稲荷町3-9 TEL 0277-45-2069 営業時間 11:15~13:15(L.O.) 17:00~19:15(L.O.) 定休日 木曜日 参考URL https://tabelog.com/gunma/A1002/A100201/10000716/ 公式HP http://www10.plala.or.jp/ryuen/

チャプスイが給食に出る地域も!?

チャプスイは元々、アメリカがアレンジを加えた中華丼です。日本でも米軍が駐留している地域であれば給食として出ていることもあります。チャプスイは給食の一品目としてあって、八宝菜も別に存在していたようですから紛らわしいですね。給食で出ていた可能性のある地域は沖縄・北九州・大阪・名古屋・神奈川・青森などです。

チャプスイの基本的なレシピ

チャプスイの基本的な作り方を紹介しておきます。ここから具材や味をアレンジしていくのが良いでしょう。 まず、材料はキャベツ・豚肉薄切り・もやし・にんじん・きのこ(シイタケなど)です。 調味料は醤油・酒・鶏ガラスープ・コンソメキューブ・塩コショウを使います。 材料はそれぞれ下ごしらえを済ませておきます。鍋に油をひいてにんにく・鷹の爪を炒めたあと、豚肉・野菜(最後にニラ)の順でさらに炒めます。調味料と水を入れて煮たあと片栗粉を入れとろみをつけたら出来上がりです。アツアツの餡をご飯にかけて食べるも良し、そのままでも良しお好みで食べてください。
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