ベトナム風お好み焼き!「バインセオ」で献立のマンネリを解消

ほどよい酸味と独特の甘みがクセになるとして人気のベトナム料理「バインセオ」をご存じですか。ベトナム料理といえばフォーが代表的ですが、今回は、本場ベトナムでは欠かせない家庭料理「バインセオ」の作り方とアレンジレシピをご紹介します。

2017年4月8日 更新

ライター : ちあき

育児のかたわらライターをしています。元出版社勤務、料理も食べ歩きも大好きです。母になっても好奇心を大切にしていきたいと常々思っています。みんながハッピーになれるグルメ情報が…もっとみる

バインセオとは

名前の由来

バインセオとは、ベトナムを代表する家庭料理のひとつです。日本では、「ベトナム風お好み焼き」と言われていますが、欧米では、「ベトナム風クレープ」とも呼ばれているのだとか。 バインセオの「バイン」は、パンやお饅頭、ケーキなどの小麦粉料理全般を意味し、「セオ」は小麦粉の生地が鉄板に触れたときの音がそう聞こえることから、こういった名前がつけられたそうです。 日本では、焼くときの音といえば、「ジュウジュウ」が一般的ですが、国が違えばこうも聞こえ方が変わってくるのですね。ちなみに、カンボジアでは「バンチャエウ」、タイでは「カノム・ブアン・ユアン」と言われているそうですよ。

歴史

古くから家庭料理として親しまれているバインセオですが、なんとバインセオはベトナム全土で親しまれているのではなく、主にベトナム南部で食されているもののようです。 ベトナムは北から南へS字状の形をしており、中国に隣接する北部と赤道に近い南部では、気候も食文化も大きく異なってきます。北部の料理は中国の食文化の影響を大きく受けており、塩辛く、塩や醤油がベースとなっていますが、南部の料理は甘みが控えめで、全体的に薄い味付けとなっています。 私たちが「ベトナム料理」と聞いてイメージするスイートチリソースなどの甘辛い味付けは、もともとはベトナム南部発祥のものだったのですね。

バインセオの食べ方

野菜がたっぷり食べられ、米粉のもちもち感で少量でもお腹が膨れるバインセオですが、食べ方にはちょっとしたコツがあります。 本場ベトナムはもちろん、日本国内でもエスニック料理店でバインセオをオーダーすると、写真のようにたっぷりの葉物野菜とともに提供されます。その添えられた葉物野菜で卵の皮やなかの具を包み、大葉やパクチーとともにスイートチリソースをつけて大きくほおばりましょう。 パクチーが苦手という人は、レタスや大葉だけでもよいですが、個人的にやはりスイートチリソースにはパクチーがおすすめです。

バインセオの作り方

バインセオを作る際は、特に「これを入れなければいけない」「こういった味付けをしなければならない」という決まりはなく、家庭や地域によってなかに入れる具材もさまざまなのだそうです。日本でいうところのカレーやお味噌汁といったイメージでしょうか。 そこで、次に一般的なバインセオの材料と作り方をご紹介します。

材料(2人前)

<具材> ・豚肉……70g ・玉ねぎ……1/2個 ・もやし……100g ・塩コショウ……適量 <生地> ・米粉……100g ・ココナッツミルク……100g ・水……100g ・ターメリック……小さじ1 ・サラダ油……適量 <ソース> ・ナンプラー……大さじ2 ・レモン汁……大さじ1 ・砂糖……大さじ1 ・にんにく……1かけ ・水……大さじ2 ・塩……適量

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