ライター : とも

子育てフードライター

ハヤシライスをおうちで作ろう

じっくり煮込まれたデミグラスソースがポイントのハヤシライスは、深いコクとまろやかな味わいが魅力です。洋食屋さんで食べる絶品ハヤシライス、おうちでも簡単に作れたら……と思ったことはありませんか?

プロのような味わいを出すのはむずかしいと思われがちですが、市販のルーを使わなくても簡単に本格ハヤシライスが作れるんですよ。

基本のハヤシライスの作り方

ボウルに牛肉を入れ、赤ワインと塩で下味をつけましょう。サラダ油を引いたフライパンで牛肉を炒め、ある程度火が通ったら別皿に移します。

同じフライパンに玉ねぎを入れ、玉ねぎが薄い茶色に色付くまで炒めましょう。火を止めて小麦粉を加えたら、赤ワインとローリエを加えてフライパンに蓋をして煮込みます。別皿に移した牛肉とケチャップを加え、ひと煮立ちしたら完成です。

酸味を出したいときの隠し味はコレ!

フレッシュな生トマト

酸味をプラスしたいときは、ソースを煮込む工程で1個分の生トマトをざく切りにして加えましょう。濃厚なハヤシライスもよいですが、生トマトをたっぷり加えることでケチャップやソースとは違うさっぱりとした酸味がプラスされ、フレッシュな味わいになりますよ。素材の味がしっかり出るので、トマト好きな方におすすめです。

旨みたっぷりのウスターソース

野菜や果物などのピューレに砂糖やお酢、香辛料を加えて作られたウスターソースは、旨みがぎゅっと凝縮されています。ハヤシライスが煮立ってきたときにウスターソースを加えると、さっぱりとした酸味がプラスされ、コクも出るので本格的な味に仕上がりますよ。

酸味と旨みのトマトケチャップ

トマトがないときや生のトマトが苦手な人は、旨みが凝縮されたケチャップで簡単に酸味をプラスできますよ。甘みが入っているので、酸味が苦手な人やお子さんにも喜ばれます。どこか懐かしく、老若男女みんなが好きな味に近づきますよ。

甘みを出したいときの隠し味はコレ!

やさしい甘さの炒め玉ねぎ

洋食屋さんのさまざまなメニューで使われているあめ色玉ねぎ。定番の隠し味と言えるかもしれません。玉ねぎをあめ色になるまでじっくり炒めることで、自然なやさしい甘みがうまれます。いろんな調味料を使わずに自然な甘みを出したいときは、みじん切りにしたたっぷりの玉ねぎを別のフライパンでじっくり炒めてから鍋に加えるのがおすすめ。

ハヤシライスの具として入れるくし切りの玉ねぎとは別にすると、食感の違いを楽しめます。時間がないときは、電子レンジで加熱してから炒めると短時間で簡単にあめ色玉ねぎを作れますよ。

編集部のおすすめ