和歌山県の郷土料理「なれ寿司」って知ってる?訪れた際は食べたい名店も紹介

和歌山県に古くから伝わる郷土料理のひとつである「なれ寿司」。現代のお寿司の先祖ともいわれる「なれ寿司」は、お寿司を発酵させるため、独特の臭いが漂うのです。そんな和歌山県の郷土料理「なれ寿司」について、詳しくご紹介していきます。

2017年4月10日 更新

なれ寿司とは?

和歌山県に古くから伝わる郷土料理のひとつです。お酢を使用せずに、発酵によって酸味や風味を出す料理法となっています。「熟れ寿司」や「くさりずし」と呼ばれることもあり、独特の臭いが漂うのが特徴です。

なれ寿司は、もともと山林の多い和歌山県で、山のなかでも魚が食べられるようにと、保存食としてつくられました。
しっかりと塩漬けした魚を使い、長い期間発酵させる必要があります。

そんななれ寿司について、詳しくご紹介していきましょう。

・和歌山の郷土料理なれずし

和歌山県の有田・日高地方の人々が、昔から地域の行事食としてつくってきた「なれ寿司」。
ごはんを使って魚を発酵させていることから、臭いは独特で、カビがはえたものまであるそうです。しかし、カビがうっすらとはえたものがおいしいと言われています。

・鮒鮨(ふなずし)との違い

鮒鮨とは、滋賀県の名産であり、発酵させていただくものです。
鮒鮨となれ寿司の違いは、鮒鮨は夏場に漬けられるのに対し、なれ寿司は冬場に漬けられます。

・「ホンナレ」と「ナマナレ」

なれ寿司には、「ホンナレ」と「ナマナレ」と呼ばれるものがあります。ホンナレは、数カ月から数年ほど漬けられたもので、表面にカビがうっすらとはえたものがおいしいとされているのです。漬ける期間は数カ月から数年といわれています。

ナマナレは、「なれ寿司をもう少し簡単に食べたい。」「ごはんも食べたい。」という思いから生まれたものです。
そのため、漬ける期間は数週間から1ヶ月ほどと短く、ごはんにはほどよい酸味がついており、魚は完全に発酵していません。
昔は貴重品といわれていたお米を、捨ててしまうことに罪悪感を感じた人々がつくりだしたものが「ナマナレ」なのです。
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