賞味期限を延ばす!「あさり」の冷凍保存&解凍方法を詳しく解説

とってもおいしいので、賞味期限が短いあさり。そんなあさりの賞味期限を延ばせるのが冷凍保存なんです。冷凍することであさりのうまみもぎゅっと閉じ込められるので、よりおいしくいただくことができるんです。ぜひ試してみてくださいね!

じつは長期保存が可能なあさり

スーパーなどで見かける貝類で、馴染みが深い「あさり」。うまみたっぷりで栄養も豊富、色々な料理に使えるといいことづくめの食材です。

そんなあさりですから、つい大量に買っていきたくなりますが、そうなると気になるのが賞味期限。あさりはどのくらい置いておけるのでしょう?

今回はそんなあさりの賞味期限や、長持ちさせるための保存方法までご紹介しますよ。

あさりの賞味期限はどのくらい?

あさりの賞味期限は様々な条件によって変わってきますが、基本的には買ってきたその日か、24時間以内には食べるというのがよいとされているよう。

ただし、真夏日などはなるべく数時間以内など、早めに食べた方が無難。砂抜きの間は室内に置いておくことが多いと思いますが、放置しすぎると痛みの原因になりますので、気をつけてくださいね。

長く置いておきたいときは、冷凍保存!

しかし、どうしても2、3日、もしくはそれ以上置いておきたい……という時もありますよね。そんな時は冷凍保存がおすすめです。

冷凍したら味が落ちない?どうやるの?と心配な方のために、ここからはあさりを保存していく方法を丁寧に説明していきますよ。

冷凍保存のメリット

冷凍保存であさりの旨みがUP

冷凍保存したあさりを使用した、だし汁、お吸い物などの旨みが増すことは、食品研究において明らかにされています。(エフシージー総合研究所/産経新聞2015年2月27日掲載)

ところが、あさりは冷凍保存によって旨み成分そのものが増加するわけではありません。ではなぜ、旨みが増したように感じられるのかというと、あさりを冷凍保存すると貝の身の組織が壊れて、身から旨み成分が流れ出るからなのだそうです。

必要なとき、必要な分だけ使える

いくら旨みたっぷりで栄養満点でも、潮干狩りや特売で大量に手に入れたあさりを、なんとか悪くなるまえに食べようと、毎食いただくのは大変です。

しかし、冷凍保存なら、料理に使いたいとき、必要な分だけ使えるという便利さがあります。

冷凍すると保存期間はどうなる?

おおよそ、賞味期限(おいしく食べられる期限)は1か月という感じです。

あさりは冷凍で6か月は保存できるといわれています。ただ、冷凍とはいえ確実に風味は落ちていきます。そのため、3か月経過した時点で冷凍あさりを調理して食べた人が、相当な味の劣化を感じガックリしたという話も耳にします。

したがって、冷凍したあさりの保存期間は1か月と考えてよいでしょう。

冷凍保存の方法

あさりを冷凍保存するまでの手順はこのような感じです。ただし、②の塩抜きはスーパーから買ってきたものには必要ありません。順番に説明していきますね。

① 砂だし → ② 塩抜き → ③ 洗い → 冷凍保存

① 砂だし

砂だしとは、貝殻のなかに入っている砂を吐かせることです。

【潮干狩りであさりを獲った場合】

潮干狩りで獲った貝の表面には、食中毒の原因になる「腸菌ビブリオ」が付着している可能性があるので、真水で殻と殻を優しく擦り合わせるように洗います。そのあと、ザルに貝を入れてクーラーボックスなどに入れ、貝がつかる程度の海水を入れます。

ザルに入れて下に密着しないよう海水にひたすのは、貝が吐いた砂が下に落ちるので、その砂を再度吸い込まないようにするためです。潮干狩りで海水を汲み忘れた場合は、塩分3%の塩水を作って活用してください。

【スーパーでアサリを購入した場合】

軽く洗ったあと、ザルに貝を入れボウルにセットするか、網付きバットなどに貝を並べます。海水は塩分が約3%ですので、水100ccに対して3gの塩を入れて塩水を作り、それを貝がつかる程度ひたします。ただし、必ず天然塩を使用してください。ちなみに、水1リットルに対して塩大さじ2杯ぐらいです。

スーパーで売られている”あさり”のなかには、すでに砂だししているものも少なくありません。しかし、それでもまだ砂が残り、食べたときにジャリッとする場合があります。念のため、必ず砂だしを行ってから冷凍する方が安心ですよ。
【砂だしのポイント】

砂だしや塩抜きをする前に、あさりを強く洗ってしまうと口を閉じてしまうことがあります。はじめは優しく洗い、しっかり洗うのは塩抜きあとにしましょう。海水ではなく塩水を使う場合、を入れておくと、あさりは砂をどんどん出してくれるという説もあります。

なお、密集し過ぎるとあさりが酸欠になり、砂だしのペースが遅くなるので、十分なスペースをつくってあげましょう。また、冷たすぎると貝が仮死状態になり、砂を吐かなくなるので要注意です。20度ぐらいの水温が適切とのことです。

砂だしは2~3時間程度にしておきましょう。あまり長く水につけておくと貝が弱ってしまいます。砂だしをするあいだは、新聞紙やチラシなどで蓋をして、静かな冷暗所に置いてください。ちょくちょく蓋をあけて確認するのも控えてくださいね。

砂だしの際は水がはねることがあるので、水浸しにならないよう下に新聞紙などをひいておきましょう。あと、あさりが呼吸できなくなるのでラップでの密封は厳禁です。

② 塩抜き

塩抜きとは、貝が含んでいる潮(海水)を出させることです。

潮干狩りであさりを獲った場合は必ず塩抜きを行ってください。これを行わないと、食べた途端「しょっぱい!」と叫ぶことになるかもしれません。基本的に、スーパーで購入した場合は塩抜きの必要はないといわれています。

砂だしした貝をザルにあけ、そのまま1時間ほど常温で置いておきます。その間に潮を出してくれます。その際、貝が乾かないよう濡れ布巾をかけてください。なお、室温が高い季節は、冷蔵庫に2時間ぐらい置いて行いましょう。

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WRITER

中山陽子

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