アーモンドプードルの使い方

焼菓子に使う場合

アーモンドパウダーは、一般的に焼き菓子の生地の一部を置き換えて使います。クッキーやパウンドケーキに使う場合、粉類の10~30%をアーモンドプードルに置き換えることが多いです。

またアーモンドプードルをメインに使うお菓子には、フィナンシェやマカロンなどがあります。小麦粉にはない独特の食感や風味が生まれるため、作るときに欠かせません。

タルトやパイに詰めるアーモンドクリームも、アーモンドプードルを多く使用します。アーモンドとバターの風味が豊かで、洋菓子によく使うクリームのひとつです。

焼菓子以外に使う場合

アーモンドプードルは、焼き菓子以外にも使い道があります。ブランマンジェは、アーモンド風味のデザート。アーモンドプードルを牛乳に煮出し、アーモンドの風味を移して冷やし固めます。

料理に使う場合は、肉や魚にまぶして揚げたり焼いたりすると、クリスピーで香ばしい食感に。ソースやディップに加えると、コクと香ばしさが増します。

アーモンドプードルの保存方法

アーモンドプードルは脂質が高く粒子が細かいため、酸化しやすい食材です。開封前は高温多湿の場所を避けて、直射日光が当たらないところで保存しましょう。冷蔵庫に入れてもOKです。

開封したら、空気に触れないように密閉してから冷蔵庫へ。2週間保存できますが、なるべく早く使い切りましょう。

冷凍も可能で、3ヵ月ほど保存できます。固まらないので、そのまま使えて便利です。ただ冷蔵のときと同様に、しっかり空気を抜いて密閉してから保存しましょう。

アーモンドプードルの活用レシピ8選

1. 高級感のあるリッチな味わい。フィナンシェ

Photo by macaroni

アーモンドプードルがたっぷり入る、フィナンシェのレシピです。焦がしバターの風味と相まって、コクのあるリッチな味わい。表面はサクッと中はしっとりしたやわらかい食感で、噛むほどに旨味が広がります。アーモンドプードルは、皮付き・皮なしどちらで作ってもおいしいですよ。

2. 薄くて軽いサクサク食感。ラングドシャ

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フランス語で「猫の舌」を意味する、ラングドシャ。卵白を使い、薄く焼くのが特徴です。アーモンドプードルを加えると風味が増して香ばしく、サクサクした軽い食感に。皮なしのアーモンドプードルを使うことが多いです。生地はとても焦げやすいので、低温で焼いてくださいね。

3. 形がかわいらしい。ショコラマカロン

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マカロンを作るとき、独特のしっとり・ねっちりした食感を出すにはアーモンドプードルが欠かせません。コロンとした丸いフォルムと、カラフルな色がとてもキュート。プレゼントにも向いています。表面の凹凸が少なく、きれいな色に仕上げるために、皮なしのアーモンドプードルを使いましょう。

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