ライター : Raico

製菓衛生師 / スイーツ&フードアナリスト / フードライター

アーモンドプードルとはどんなもの?

※画像はイメージです
アーモンドプードルとは、アーモンドを細かく砕いて粉末状にした食材のことです。製菓材料として使われることが多く、粉類の何割かをアーモンドプードルに置き換えて使用するのが一般的です。

アーモンドパウダーとは違う食材なの?

アーモンドプードルに似ているアーモンドパウダー。実は、この2種類は同じものを指します。

アーモンドプードルのpoudre(プードル)はフランス語で「粉末」の意味。英語のpowder(パウダー)と同義です。

なお、製菓用語ではアーモンドプードルのほうが一般的です。

アーモンドプードルのカロリーと栄養成分

アーモンドプードル100g当たりのカロリーは587kcalで、たんぱく質は19.6g、脂質は51.8g、食物繊維が10.1g、ビタミンEは30.3mg含まれています

食物繊維はおなかの調子を整えるはたらきがあり、ビタミンEは強い抗酸化作用をもつ成分です。(※1,2,3)

アーモンドプードルの特徴とお菓子以外の用途、代用できる粉とは?

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アーモンドプードルの効果

アーモンドプードルは、焼き菓子に使うと風味がアップします。パウンドケーキやカップケーキなどに使うと旨味が増してしっとり仕上がり、クッキーに使うとグルテンを含まないためサクサクした食感に。

お菓子に使うイメージが強いですが、料理に使うことも可能です。白すりごまのようにかけて使うと、香ばしい風味やコクが増して味に奥行きが出ますよ。

アーモンドプードルは2種類ある

アーモンドプードルは、皮付きのまま粉砕したものと、皮をむいて粉末にした商品の2種類に分けられます。

皮付きのプードルは色と風味が濃いので、焼き上がったお菓子にも、よりアーモンドの味わいが強く出るのが特徴。皮なしのプードルは色が薄く白っぽいため、お菓子の色にはあまり影響を与えず、香ばしい風味だけを残すのが特徴です。

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