ライター : 堀田 らいむ

webライター

金山寺味噌とは?

金山寺味噌(ぎんざんじみそ)とは主に千葉県、静岡県、和歌山県などで生産されている「なめ味噌」と言われる味噌の一種で、和歌山県では和歌山県推薦優良土産品に選ばれました。 千葉県でも発酵食品の製造が盛んで、この金山寺味噌も特産品として、推奨土産となっています。

金山寺味噌の特徴

金山寺味噌は、調味料として使うのではなくそのまま食べることができる味噌、というのが一番の特徴。元々はなす、しそ、しろうり、しょうがなどの野菜を冬に食べるための保存食だったそうです。

一般的な味噌との違い

一般的に調味料などに使う味噌の材料が米、麦、豆などに対し、金山寺味噌は米、麦、豆のほかに野菜などから作られることが主な違いとなっています。 熟成期間も調味料の味噌が4~6ヶ月に対し、金山寺味噌は1~3ヶ月で食べることができます。さらにご飯のおかずやお酒の肴としてそのまま食べることができるのが最大の違いです。

どんな味がするの?

甘味があり深みのある味噌の香りでご飯に合うおいしさなんだそう。大豆や麦、そのほかの野菜の食感もあり味噌というよりおかずのような存在感です。もろみ味噌に似ていますが、やはり野菜が入っているので食感、味と少し違います。

賞味期限は?

賞味期限は3ヶ月とされています。しかし、金山寺味噌はもともと保存食として作られたもののため、はっきりとした賞味期限はありません。期限を切れてしまっても、食べられるとされています。 ただし、保存状態によっては腐敗してしまう可能性もあるので、清潔なお箸やスプーンなどで取る、冷蔵庫で保管するなど正しく保存するようにしてくださいね。

金山寺味噌の作り方

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