ライター : 相原民人

バリスタ

ハイキングや登山のお供にコーヒーを

コーヒーをもっとおいしく飲むための知識やテクニックを、吉祥寺のロースター「ライトアップコーヒー(LIGHT UP COFFEE)」のオーナーバリスタ、相原民人がご紹介する連載の第8回。今回は山でコーヒーを楽しむ方法をご紹介いたします!

山コーヒーにはエアロプレスが最適!

山コーヒーには前回ご紹介したエアロプレスという器具が適しています。もともとアウトドア用として開発されたので機能性に優れた器具なんです。 軽くて持ち運びがしやすいこと、他に使用する器具が少ないこと、壊れにくいこと、斜面や岩の上でも淹れられること、などのメリットが挙げられます。 ▼初心者にも簡単なエアロプレスの使い方はこちらの記事をチェック!

山コーヒーの魅力

大自然の中で味わう贅沢

コーヒーに限ったことではないですが、飲食においてシーンは大事です。その場の雰囲気や、一緒にいた人など、二次的情報がをよりおいしく感じさせることは科学的にも証明されています。私の主観ですが、コーヒーはやはり外、できれば自然の中で飲むのが一番おいしいです。その中でも、山は涼しいですし、きれいな水も湧いています。コーヒーを飲むには最適の環境だと思います。

貴重な湧き水を使って

山にもよるのですが、中には滝があったり、湧き水があったりする山もあります。そんな時は是非その山の水を使って淹れてみてください。基本的に上流なので、汚いということはほぼないはず。コーヒーを淹れる際は水を沸騰させますので安心です。ぐっと雰囲気が出ますし、さらにおいしくコーヒーが飲めると思います。

山頂をさらに楽しく

山コーヒーは山のどこで飲んでも構わないのですが、山頂で飲むと感動もひとしおです。苦労した分だけおいしく飲めると思います。「山頂についたらおいしいコーヒーが飲める!」と思えば、登山もより楽しくなりますよ。

休憩タイムに淹れたてコーヒーを

山頂まで我慢するのもいいですが、僕は登山中の途中休憩で何回か淹れることが多いです。10分〜15分くらいの小休憩にはぴったりですね。おいしいコーヒーを飲めば、疲れも癒えて続きの道もがんばって登れますよ。
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