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温泉卵と半熟卵の違いって?
今回は、『失敗しない温泉卵作り方』をご紹介します。
しかし、その前に、"温泉卵"と"半熟卵"の違いがわからない…そんな方が多いのではないでしょうか?まずはその違いからご紹介します。
両方ともトロ〜リとした食感が決めてですが、その違いはたまごの白身と黄身の固さの違いにあったのです。
温泉卵:白身は固まらずトロッとしていて、黄身だけが半熟に固まった状態
半熟卵:白身は完全に凝固して、黄身が半熟状態
このような違いがあるのです。温泉卵は、黄身よりも白身の方がやわらかいのが特徴です。これは、黄身の固まる温度が、白身の固まる温度より低い性質を利用して作られているから。65~68度程度のお湯に、30分程度浸けておくことで、この状態になるのです。
◯◯◯を加えるだけ?!
前章で書いた通り、65~68度程度のお湯に、30分程度浸けておくことで、温泉卵を作ることができます。
でも、65~68度程度のお湯の温度を保つことって意外と難しいですよね。温度が高すぎたらただのゆで卵、しかし低すぎても固まらない。とはいえ、わざわざ温度計で測るのは、少しめんどうだったりします。
今回は、そんなお悩みを解決しちゃいます!家庭にある、とあるものを加えるだけなんですよ。
そのあるものはというと…片栗粉なんです!
どこのご家庭にもある片栗粉を加えれば、とっても簡単においしい温泉卵をつくることができちゃうのです!では、一体どうやって作るのでしょうか?ご紹介しますね。
超簡単!失敗しない温泉卵の作り方
では、さっそく作り方をご紹介したいと思います。
材料
・卵 4個
・片栗粉 山盛り大さじ1
・水 お玉1杯分
作り方
《下準備》
卵を常温に戻す。
卵は必ず常温に戻したものを使いましょう。冷蔵庫からすぐ出した卵を使うと、お湯の温度が下がってしまい、失敗してしまう原因になります。
①水に片栗粉を入れて、水溶き片栗粉を作る。
②たまご全体が浸るくらいの水(分量外)を沸騰させる。
③沸騰したら、火を止めて、水溶き片栗粉を加える。
ここで、片栗粉の登場です!!
水溶き片栗粉を入れることでできる”とろみ”がポイントなのです!この”とろみ”のお陰でお湯の保温性が上がり、温度が下がりにくくなります。よって、お湯の温度を70度近くでキープできるので、温泉卵を作ることができるのです。
いわゆる、あんかけ料理にすると、冷めない原理と同じということです。
④卵を、そっと入れる。
常温に戻した卵をそっと入れましょう。
⑤ふたをして、15分待てば完成!
たったこれだけです。水溶き片栗粉を加えるだけなので、とっても、簡単ですよね。
もうひとつ注意するポイントが!
卵をお湯から取り出したら、時間を置かずに召し上がってください。お湯から出して、そのままにしていると、余熱で卵に火が入り、白身と黄身がどんどん固まってきてしまうのです。
※卵の大きさによって、放置時間が異なる場合があります。
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