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2. 核となるザラメに糖蜜を振りかける
「ドラ」と呼ばれる斜めに傾いた、回転する大きな釜に金平糖の核となるザラメやイラ粉(もち米を蒸して細かく砕いたもの)を入れます。そこに糖蜜を振りかけ、火であぶりながら全体をかき混ぜます。ドラ全体に、まんべんなく糖蜜がゆきわたるように丁寧にかき混ぜていきます。その日の気温や湿度によって、火力や振りかける糖蜜の量を細かく調整しなければなりません。この繊細な加減はまさに職人の技、といったところですね。
3. 角が出るまで繰り返す
糖蜜を振りかけてはかき混ぜて、乾いたらまた糖蜜を振りかけてかき混ぜる、という工程を数日間、繰り返していくと、最初は丸かった核が糖蜜をまとい、そのうちに「角」や「イガ」とよばれる金平糖独特の突起が作られます。さらに延々と作業を繰り返し、およそ2週間ほどで完成します。
「緑寿庵清水」の金平糖作りの動画を見てみましょう
金平糖 日本で唯一の専門店「緑寿庵清水」【京都】の金平糖の作り方
どうして角ができるのか
金平糖の特徴である「角(イガ)」と呼ばれる突起は、なぜできるのでしょうか?長い間の疑問でしたが、研究の結果、その理由がだんだんとわかってきました。
一説によると、金平糖の核となるザラメや「イラ粉」が、斜めに傾いた釜を上から下へコロコロと転がるとき、熱い鉄板に触れたところだけ糖蜜が乾いて少し固くなります。その部分は固く少し出っ張るため、次に振りかけられる糖蜜がほかの部分よりつきやすくなります。その繰り返しで、部分的に糖蜜が多くついては固まり、徐々にと突起となってくるのです。
粒はコロコロと転がるので、固くなるところは1ヶ所だけではなく、複数の突起がでてきます。職人技により、美しいバランスで24個前後の角ができあがります。
一説によると、金平糖の核となるザラメや「イラ粉」が、斜めに傾いた釜を上から下へコロコロと転がるとき、熱い鉄板に触れたところだけ糖蜜が乾いて少し固くなります。その部分は固く少し出っ張るため、次に振りかけられる糖蜜がほかの部分よりつきやすくなります。その繰り返しで、部分的に糖蜜が多くついては固まり、徐々にと突起となってくるのです。
粒はコロコロと転がるので、固くなるところは1ヶ所だけではなく、複数の突起がでてきます。職人技により、美しいバランスで24個前後の角ができあがります。
金平糖作りを手軽に体験!
大阪府八尾市、堺市と福岡県福岡市に「コンペイトウミュージアム」があるのをご存じですか?こちらでは、「コンペイトウ工房」で金平糖作りを実際に体験できます。自分だけの金平糖が作れるなんて、とても貴重な体験ですね。
詳細は公式ホームページを見てみてくださいね。思い出にもなりそうな金平糖作り。お近くの方はぜひ、体験してみてください!
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詳細情報
■店舗名 :コンペイトウミュージアム やお
■最寄駅 :地下鉄谷町線 八尾南駅 徒歩5分
■住所 :大阪府八尾市若林町2-88
■電話番号:072-948-1339
■営業時間:9:00〜17:00
■公式HP:http://www.konpeitou.jp/
■最寄駅 :地下鉄谷町線 八尾南駅 徒歩5分
■住所 :大阪府八尾市若林町2-88
■電話番号:072-948-1339
■営業時間:9:00〜17:00
■公式HP:http://www.konpeitou.jp/
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