「水菓子」の正体はお菓子じゃなかった!種類や意味を知ってもっと味わおう

「水菓子」という言葉の本当の意味を知っていますか?ゼリーやわらび餅などのプルプルとしたお菓子のことを「水菓子」と呼ぶことが多いですが、もともとの意味はちがうんですよ!「水菓子」の歴史とお菓子の種類についてご紹介します!

2017年12月6日 更新

ライター : でぐでぐ

おいしいものを食べること、作ること、撮ることが大好きです。 天気のいい日はお弁当を持って、ピクニックに行きたいです!

水菓子のほんとの意味、知ってる?

「水菓子」という言葉をきいて、何を思い浮かべますか?わらび餅や羊羮などの、プルプルとしたみずみずしいお菓子を思い浮かべるかもしれません。しかし、本来の意味はちがうんですよ!水菓子という言葉の歴史と、お菓子の種類についてご紹介します。

一般的に、水菓子といえば和菓子

一般的に、水羊羹やわらび餅などの和菓子を「水菓子」と呼ぶことが多いですよね。そもそも和菓子にはどのような種類があるか、ご存知ですか?和菓子の分類からご紹介します!

駄菓子

子どもの頃、小銭を握りしめて駄菓子屋さんへ通ったという方も多いのではないでしょうか。駄菓子とは、小さい子でも買える価格帯で売られているお菓子のことを指します。駄菓子の歴史は、江戸時代までさかのぼるんですよ。 古くは、麦、あわ、ひえ、豆などの雑穀や、水飴、黒砂糖などを使って作られていた安いお菓子が「一文菓子」と呼ばれ、庶民の間で愛されていました。これが駄菓子の祖先です。伝統的な駄菓子で、現在でも食べられているものには、かりんとうや金平糖、カルメ焼きなどがありますね。明治時代から昭和にかけて、味もパッケージも進化した駄菓子は、今でも広い世代から親しまれています。

干菓子

水分の少ない、乾燥した和菓子をまとめて「干菓子」と呼びます。落雁(らくがん)や和三盆(わさんぼん)のことを一般的に呼びますが、干菓子には「水分20%以下」という定義があるので、おせんべいや八つ橋、固形の飴も含まれることがあります。水分量が30〜35%の最中(もなか)などは、「半生菓子」に分類されるんですよ。

焼き菓子

どら焼きやカステラ、ボーロなどの、小麦粉を練って焼き上げられるお菓子のことをまとめて焼き菓子と呼びます。室町時代の終わりに西洋のお菓子が渡来して、日本でも発達しました。おせんべいも焼き菓子に分類されることがあります。

水菓子

さて、肝心の水菓子は……なんと、3つも意味があるんですよ!お友達やご家族にきいてみると、さまざまな答えが返ってくるかもしれません。 ひとつ目の意味は「羊羮」です。グーグルなどの検索サイトで「水菓子」と検索してみると、水羊羹やわらび餅などの、みずみずしくプルプルした和菓子の画像がずらーっと並びますね。一般的な「水菓子」のイメージは、このような和菓子ということがわかります。 ふたつ目の意味は「くだもの」です。「菓子」とついているのに「くだもの」だなんて、不思議!江戸時代以前、「菓子」と「くだもの」という言葉は、どちらも「3食の食事以外に食べる軽い食べ物」という意味で使われていました。フルーツや、お砂糖を使った甘いお菓子、さらにはおつまみまでまとめて「菓子」「くだもの」と呼んでいたんですね! 江戸時代になると、「菓子」という言葉は「人が手を加えて作った甘い食べ物」だけを指すようになります。フルーツのことを、上方(現在の近畿地方)では「くだもの」、江戸では「水菓子」と呼ぶようになりました。 3つ目の意味は、「アイス」です。アイスキャンディーやシャーベットなどの、水分を凍らせて作るお菓子を「水菓子」と呼ぶ人も多いようです。羊羮などのお菓子と区別するために、「氷菓子」と呼ばれることも多いですね。
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