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タルティーヌってどんな料理?
ここ最近、ベーカリーショップやバルで「タルティーヌ」と書かれたメニューを見かける機会が増えていませんか?パン好きならばもはや知っていて当然?
けれども世間ではまだまだ認知度が低いこのタルティーヌとは、一体どんな料理なのでしょうか。
フランスパンに塗る・乗せるだけ!
タルティーヌとはひと言でいうならば「フランス式のオープンサンド」のこと。スライスしたパンの上に、好きなペーストを塗ったり具材を乗せたりしたものを指します。
カリッとこうばしくトーストしたバゲットやカンパーニュに、ジャムやクリームチーズ、レバーパテを塗ったり、野菜やハム、マッシュポテトなどを乗せたりすれば、もうそれだけで立派なタルティーヌのできあがり。
サンドイッチよりも簡単に作れてワンプレートで事足りるタルティーヌは、フランスでは朝食メニューの定番です。
ワインに合うおつまみとしても
タルティーヌに難しいルールはありません。肉、魚、野菜、卵、甘いもの、しょっぱいもの……どんな具材を乗せるのかはその人の自由。
つまり具材次第では朝食だけでなく、お酒に合うおつまみにもなるのです。チーズやマッシュポテト、オーブンで焼いた季節の野菜、豆やオリーブのペースト、ピクルス、旬のフルーツとクリームチーズを組み合わせるなど、アレンジは自由自在。手軽につまめて見た目もおしゃれなので、ホームパーティーやおもてなしにもおすすめです。
ちなみにタルティーヌという名前の由来は、フランス語で「パンにバターやジャムを塗る」という意味の「tartiner(タルティネ)」から。
パンに何かを塗るという行為がこの一語で表現できてしまうあたりに、フランスのパン文化の奥深さを感じませんか?
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