ライター : sakura

自宅でわたあめを作ってみよう!

夏祭りと言えば「わたあめ」を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。子供のころにキャラクターの描かれたあの大きな袋から透けて見える白やピンクのわたあめをおねだりした経験は多くの方にあるのではないでしょうか。 そんなわたあめですが、専用の機械がないと作ることができない、と思っていませんか?だけど機械がなくても自宅で簡単に作ることができるんです。だったら大げさな道具がいるんじゃないの?なんて心配になりますよね。大丈夫です。実は空き缶があれば、わたあめはできてしまうのです。

綿菓子機の原理

どうして綿状になるの?

わたあめは、ザラメという砂糖でできています。機械の中心部にある釜の中で溶けたザラメが、回転によって釜に小さくあいた穴から糸状となり飛び出します。それを割り箸でからめとったものが「わたあめ」です。 つまり、わたあめができる原理は、物質の三態変化と遠心力によるものなのです。「熱を加えると溶ける」「冷えると固まる」「高速回転させると糸状になる」という性質を利用したわけですね。

綿菓子機を作る方法

縁日で売っているわたあめですが、材料はザラメだけなのに結構なお値段しますよね。それに毎日縁日があるわけでもなく、食べたいときに手軽に購入できるものでもありません。そんなときは自分で作ってしまえばいいのです。そこで身近な材料で、わたあめを作る方法を紹介します。

用意するもの

・フタ付きのアルミ缶 ・缶に穴をあけるもの(クギや千枚通しと金づち) ・ルーターや電動ドリル、携帯扇風機などモーターで回る機械 ・段ボール ・アルミホイル ・ろうそくやアルコールランプ ・ザラメ ・割り箸

作り方

今回、穴をあける道具はクギ、モータ―はルーターを使います。モーターは電動ドリルでも代用可能なので、自宅にある方でお試しくださいね。
1. アルミ缶の下部側面にクギと金づちでたくさん穴をあける
2. キャップの中央に、モーター軸と同じ太さの穴をあける
3. ルーターの先端を外し、 開けた穴にモーター軸を通し、 ルーターの先端を戻す
4. ルーターを取り付けたフタを缶にしっかりはめれば機械はできあがり
5. あとは段ボールの内側にアルミホイルを貼って準備しておきましょう

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