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パン・ド・カンパーニュってどんなパン?
ハード系のパンに分類されるパン・ド・カンパーニュ。パリ近郊で作られたのが始まりで、素朴な見ためと風味から「田舎パン」とも呼ばれます。全粒粉やライ麦を混ぜて作るシンプルなものが大半。本来は果物や穀物による発酵種を用いますが、現在はイーストの使用が増えています。
パンの形は、丸形となまこ形が主流。パリっとした外皮に、気泡があるやわらかい中身、表面にクープと言われる切れ目があるのが特徴です。
パンの形は、丸形となまこ形が主流。パリっとした外皮に、気泡があるやわらかい中身、表面にクープと言われる切れ目があるのが特徴です。
手作りしよう!パン・ド・カンパーニュの基本レシピ
全粒粉を使う、基本的なパン・ド・カンパーニュの作り方。パンに全粒粉を混ぜることで、味わい深い風味が口いっぱいに広がります。そのまま食べるのはもちろん、ガーリックバターを塗ったり、サンドイッチにしたりするのもおすすめ。発酵かご(バヌトン)がなければ、ザルやボウルでも代用できますよ。
上手に作るポイント・コツ
気泡のあるやわらかい食感に仕上げるためには、発酵時間や温度の調節がポイントです。通常の一次発酵は、約30℃のあたたかい場所で約40分。より気泡を作りたい場合には、冷蔵庫で半日ほど保存して発酵させるのがおすすめです。
ぱっくりと割れるクープを作るためには、しっかりと生地をこねて弾力を作ることが大切。成形するときには表面に張りを持たせるように丸めます。ナイフで切り込みを入れるところには、バターやマーガリンをしっかりと塗ることも重要ですよ。
ぱっくりと割れるクープを作るためには、しっかりと生地をこねて弾力を作ることが大切。成形するときには表面に張りを持たせるように丸めます。ナイフで切り込みを入れるところには、バターやマーガリンをしっかりと塗ることも重要ですよ。
作り方いろいろ。パン・ド・カンパーニュのレシピアイデア10選
1. ライ麦で作る。ウインナーのパン・ド・カンパーニュ
ライ麦を使う、パン・ド・カンパーニュのレシピ。ピリッと効かせる粒マスタードと旨味たっぷりのウインナー、まろやかなクリームチーズのハーモニーが口の中に広がりますよ。ライ麦を混ぜることで、歯ごたえと穀物の素朴な風味を感じられます。朝食やランチにぴったりの、惣菜パンです。
2. 全粒粉で。天然酵母のパン・ド・カンパーニュ
天然酵母で作る、全粒粉のパン・ド・カンパーニュです。酵母の生種起こしをする時間が必要ですが、手間はあまりかかりません。天然酵母ならではの香ばしさと、深みのある風味が特徴。イースト臭を好まない方にはおすすめですよ。やみつきになるほどのおいしさを楽しめます。
3. モチモチ食感。ごまチーズのパン・ド・カンパーニュ
ライ麦を使う、黒いりごまとチーズのパン・ド・カンパーニュです。ポイントは、生地に絹ごし豆腐を入れること。モチモチの食感を味わえますよ。プロセスチーズのコクと塩味に、ごまの香ばしさとライ麦の風味がたまりません。朝食やランチにはもちろん、ワインのお供にもおすすめです。
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