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おかわかめとは?
「おかわかめ」という名がつきながら、海藻ではなく、土の中から芽が出てくる野菜の一種です。葉は刻んだり、加熱したりするとぬめりが出て、わかめのような見た目と食感になることから、その名がついたとされます。
地下には球根があり、葉の付け根にはむかごができる、つる性の多年草。育てやすく家庭栽培にも人気の植物です。上手に育てればグリーンカーテンにすることも可能。そんなおかわかめの特徴と食べ方、おすすめのレシピを紹介します。
地下には球根があり、葉の付け根にはむかごができる、つる性の多年草。育てやすく家庭栽培にも人気の植物です。上手に育てればグリーンカーテンにすることも可能。そんなおかわかめの特徴と食べ方、おすすめのレシピを紹介します。
別名は雲南百薬(うんなんひゃくやく)
おかわかめは、南アメリカの熱帯地域が原産とされ、アジアの熱帯地域にも自生しています。ツルムラサキの仲間で、正式な和名は「アカザカズラ」。中国から日本に薬草として伝わり、栄養価が高いことから「雲南百薬」の別名があります。
日本では、大分県の中津市が一大生産地です。熱帯性植物なので寒さに弱く、秋に葉が枯れて、冬は球根で冬眠。翌春からまた芽吹きはじめます。
日本では、大分県の中津市が一大生産地です。熱帯性植物なので寒さに弱く、秋に葉が枯れて、冬は球根で冬眠。翌春からまた芽吹きはじめます。
おかわかめの食べ方
おかわかめのおすすめの食べ方
おかわかめは葉はもちろんのこと、球根や茎、むかごまで、すべて食べることができます。葉は生のままでも食べられますが、青臭く感じるため、さっとゆでて食べるのが一般的。ゆでたものを冷水にとり、ポン酢しょうゆやドレッシングをかけるだけで、十分においしいですよ。
おかわかめのむかごの食べ方
おかわかめのむかごは、山芋のむかごと見た目も味もほとんど変わらず、下処理法は同じ。ひと粒ずつが小さいので、水洗いしてから、ざるに入れてこするようにして皮をむきます。あとは米と調味料とともに炊飯すれば、ホクホク食感がおいしい炊き込みごはんが完成です。
しょうゆや砂糖で甘辛く煮付けたり、バターで炒めたり、素揚げにしたりと、いろんな調理法で楽しめます。シンプルに塩ゆでするか、レンジで加熱したものを、塩で食べてもおいしいですよ。球根もスライスしたり、すりおろしたりして、山芋のように生で食べることができます。
しょうゆや砂糖で甘辛く煮付けたり、バターで炒めたり、素揚げにしたりと、いろんな調理法で楽しめます。シンプルに塩ゆでするか、レンジで加熱したものを、塩で食べてもおいしいですよ。球根もスライスしたり、すりおろしたりして、山芋のように生で食べることができます。
おかわかめのおすすめレシピ10選
1. シンプルでおいしい。おかわかめの和え物
おかわかめをさっとゆでて、食べやすい大きさに切り、しょうゆやみりん、ごま油と和えるだけで簡単に作れます。見た目もわかめの和え物にそっくり。素材本来の食感と味を堪能できるひと品です。
2. 自家製ドレッシングで。おかわかめのサラダ
さっとゆでたおかわかめと野菜を、食べやすい大きさに切って、ピリ辛のドレッシングをかけるだけの手軽なサラダです。わかめサラダとはまた違ったおいしさを楽しめます。中華風ドレッシングは、おうちにあるもので簡単にできるので、ぜひ作ってみてくださいね。
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