ライター : 稲吉永恵

野菜ソムリエ / ローフードマイスター / オーガニックコンシェルジュ

そうめんかぼちゃとは

そうめんかぼちゃの特徴

Photo by 稲吉永恵

そうめんかぼちゃは見た目はウリのような形をしており、属性はウリ科カボチャ属。西洋カボチャの一変種といわれています。一番の特徴は、中身がそうめんのように糸状にほぐれるというところ。

そうめんかぼちゃは俗名で、正式には「金糸瓜(きんしうり)」という名の野菜です。素麺瓜(そうめんうり)、糸南瓜(いとかぼちゃ)という俗名も。英語ではスパゲッティ・スカッシュ(Spaghetti squash=スパゲッティ瓜)と呼ばれています。欧米ではソースやドレッシングを絡めて、主菜の付け合わせにすることが多いです。

そうめんかぼちゃの産地

石川県能登の伝統野菜として登録されていますが、近年では能登以外の地域でも生産されています。さっぱりとしたシャキシャキ感が特徴で、暑い季節に食べられることが多いです。

旬は夏

春に種をまき、7月〜8月にかけて収穫・出荷。保存性が非常に高く、12月頃まで食べられます。追熟すると果肉がほぐれやすくなり風味が増しますよ。

そうめんかぼちゃの栄養やカロリー

Photo by 稲吉永恵

そうめんかぼちゃに含まれる主な栄養素は、ビタミンCや葉酸です。さらに、そうめんかぼちゃにはビタミンB1やカリウム、マグネシウムなどの栄養素も含まれています。そうめんかぼちゃのカロリーは、100gあたりおよそ24kcalです。(※1)

そうめんかぼちゃのおすすめレシピ7選

そうめんかぼちゃは、淡白な味わいでくせがないのでいろいろな調味料とマッチします。独特のシャキシャキ感がよいアクセントになりますよ。普段作る、和洋中さまざまなジャンルの料理に合わせてみてはいかがでしょうか。

1. ピリ辛風味!そうめんかぼちゃとたこの酢の物

たこと合わせるそうめんかぼちゃの酢の物。異なる食感の具材を組み合わせると、そうめんかぼちゃ独特のしゃきしゃきとした食感が際立ちます。さっぱりとした味わいで、付け合わせにぴったりです。

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