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7月下旬には土用干しを
7月下旬(7月下旬から8月初旬まで)になったら天気予報をチェックし、晴天の続く日を選んで土用干しをおこないましょう。梅をザルに並べ、まる3日間にわたって天日干しします。
梅を触るときは必ず綺麗な手で!でないと、雑菌がうつってカビが生えることもあります。作業の際にはビニール手袋などを使うと良いでしょう。
手順
1. ザルに梅どうしがくっつかないように、間隔をあけて並べます。一日に1回裏返して全体に日光をあてます。
◎ここでポイント
地面に直接置かず、ブロックなどの台にのせて干すか、ざるにひもを通してベランダに吊るす等して風通しをよくしましょう。
2. 1日目と、2日目は朝から夕方まで干して、夜は家の中へ。
3. 3日目は、朝出して翌朝まで出しておき、夜露(夜の間におりる露)に当てます。夜露にあてることでふっくら仕上がります。
◎ここでポイント
やわらかく仕上げたい場合は翌朝すぐに、夜露が乾く前に取り込みましょう。
4. 干し上がったら、煮沸した保存瓶に詰め、冷暗所で保存。すぐに食べられますが、時間が経つとまたおいしさが増します。
こんなときは?Q&A
Q. 梅を干していたら表面が白っぽくなってきたけど?
A. 干しているときにカビが生えることはほとんどありません。白っぽい色の原因は塩の結晶です。汚れた手で触ると雑菌がうつってカビが生えることもありますので、必ず清潔な手で作業しましょう。
Q. もし雨に濡れてしまったら?
A. 梅を35度以上のお酒(焼酎やホワイトリカーなど、35度以上のもの)で洗い、水気をよくふいてから梅酢に戻し、あらためて土用干しをしてください。必ず3日以上晴天が続きそうな日を選んで干すようにしましょう。
「しそ漬け」の作り方もご紹介
さらに応用編。「しそ漬け」を作りたい方は、下記を参考にしてみてください。
材料
土用干しした梅
白梅酢(土用干しをした際に残しておく)
もみしそ
◎ここでポイント
白梅酢は、容器ごと干して殺菌しておきます。ふたをとり、蒸発しないようにラップをかけ、丸1日干しておくと、瓶ごと殺菌されます。
手順
1. 保存容器を煮沸しておく。
2. 土用干しした梅と、もみしそを交互に、1の保存容器に入れる。
3. 梅と、もみしそがひたひたに浸るまで、残しておいた白梅酢を注ぐ。
4. 2週間ほどで出来上がります。
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