ライター : macaroni編集部(ま)

本場韓国で定番のスタミナ丼

あちこちの人気店にmacaroni編集部がお邪魔して、おいしい「まかない飯」の作り方を教わる連載企画。今回は、表参道駅から青山通りを渋谷方面に歩いて5分ほどのところにある、ラ・ポルト青山ビルの地下1階「コサリ ニューコリアン テーブル トウキョウ」に行ってきました。 こちらは、オーナーのオリジナリティが光る韓国料理のお店で、最新のトレンド料理から、昔から大事にされている韓国料理の基本の調理法”五味五色”の考えを元に作られている料理まで、伝統と創作料理を掛け合わせたメニューを堪能できます。 今回は、本場韓国で定番の丼ぶりご飯「牛プルコギ チャプチェトッパ」の作り方を教わりました。牛プルコギ チャプチェトッパとは、白いご飯の上に牛バラ入りのチャプチェをのせたお料理で、韓国では、お腹を空かせた学生などが軽食屋でカジュアルに楽しめる丼ぶりとして親しまれているようです。 では、レシピをご紹介します。

「牛プルコギ チャプチェトッパ」のレシピ

材料(1人分)

・人参 ・ニラ ・玉ねぎ ・しめじ ・牛バラ  …各30g ・タンミョン(韓国春雨)…適量 ・赤唐辛子…あれば ※基本的に食材は、家にあるもので代用できます。人参やニラなどの色味があると、きれいな仕上がりになります。 ※韓国春雨がない場合、マロニーや緑豆春雨でも代用できますが、韓国春雨を使うことで太さのある食感とコシを楽しめます。
<ソース> ・しょうゆ…30ml ・みりん…10ml ・さとう…20g ・ごま油…10ml ・すりおろしニンニク…少量 ・こしょう…適量 ・ごま…適量 ※しょうゆは、薄口より濃口の方が味に締まりが出ます。

下ごしらえ

・牛肉は食べやすい大きさに切り、野菜類は千切りに、しめじは手で割いておきます。 ・ソースは、事前にホイッパーなどでしっかりと混ぜ合わせておきます。

作り方

1. 春雨を茹がきます。
まずは、たっぷりのお湯で春雨を2分ほど、茹でます。
春雨の色が透明になったタイミングで、お湯を切ります。
麺どうしがくっつかないよう、ごま油をふりかけ、コーティングしておきます。
2. 白い食材から順に炒めます。(野菜→肉)
ごま油をひいたフライパンで、玉ねぎを炒めて取り出します。
同様に、同じフライパンにごま油をひいて、人参としめじを炒めて取り出します。
お肉も同様に、炒めて取り出しておきます。
3. 春雨に味を付けて、全ての野菜を入れて仕上げます。
春雨をフライパンに戻し、ソースを加えてしっかり味を馴染ませます。
玉ねぎ、人参、しめじ、牛バラを入れて麺と馴染ませます。
火を通しすぎないよう最後にニラを加え、彩りよく仕上げます。お好みで赤唐辛子を入れて出来上がり!

まかない飯、いただきます!

にんにくの香り立ち込める牛プルコギ チャプチェトッパは、ご飯と一緒に食べるとボリューム満点!お野菜もたっぷりで、まさに五味五色の栄養バランス抜群のスタミナ丼ぶりです。 春雨のつるっとした食感ものどごしが良く、人参やしめじの食感、玉ねぎやニラなどの香りのもの、牛肉の旨味が全て口の中で合わさり、全体的にまとまった優しい味わいを楽しむことができます。 一つ一つ丁寧に食材を炒めているため、それぞれの食感が引き立ち、とてもおいしくいただけました。

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