下処理も大切です

良い具合の枝豆を選んだあとは、いよいよ茹でていくのですが、その前に大切な下処理ポイントがあります。これをすることで、ちょうど良い塩加減を実現できますので、ぜひ忘れずにやってみてくださいね。

下処理の手順

1. 枝からさやを外す 2. キッチンバサミなどでさやの両端を数ミリカット ※ 塩が染み込みやすくなります 3. さや切りした枝豆(250g)に塩10gを塩揉みする ※ 旨みがアップします

おいしく茹でるコツと手順

下処理をした枝豆がスタンバイできたら、メインの茹で作業へ。最もおいしく感じる塩加減は、塩分濃度4%。この状態で茹でることが重要です。

茹で方と注意点

茹で水1ℓ対して塩を30g使います。下処理の際に10gの塩を使っていますので、合わせて40gの塩を使用すれば、塩分濃度4%の状態をつくることができます。 1. 1ℓの水を火にかける 2. 沸騰した湯の中に30gの塩を入れる 3. 下処理をした枝豆を鍋に入れる ※ 塩もみした後は洗い流さず、ざるに残った塩もすべて投入! 4. 4分程度茹でる ※ 豆の大きさに合わせて、食感に少し固さが残る程度に茹でる 5. ざるにあげてうちわで冷まして出来上がり! ※ 冷水で冷ますと塩加減が変わってしまうので、うちわで熱を下げる

冷凍枝豆をおいしく食べるには?

冷凍枝豆を使用する場合にも、以下のいずれかをすると、おいしく食べることができます。 ①自然解凍したものにお好みで塩をふる ②温かい枝豆を食べたい場合には、1ℓの水に10gの塩を入れて1分茹でる ※ 無塩の冷凍枝豆を使用する場合には、ゆでた後にお好みで調整します
下ごしらえと塩の量に注意すれば、いつもの枝豆をもっとおいしく茹でることができると思いますよ。ちょっとだけ手間をかけて、ぜひおいしい枝豆を味わってみてくださいね。

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