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もっと食べておきたい!女性の味方『豆』
2016年は「国際豆年」。これは、豆類を使う利点を世界にアピールし、消費量を増やすために国連が定めた取り組みです。そこで、ダイエット・美肌作り・便秘解消にもぴったりな豆類の活用法について栄養士が解説します。
こんなにある!豆類を食べるメリット
1. 良質なタンパク質が豊富で、栄養バランスを整えるのに役立つ
2. 糖質・タンパク質・脂質をエネルギーに変え、ダイエットに役立つビタミンB群が豊富
3. カルシウム・カリウム・鉄分などのミネラルをバランスよく摂ることができる
4. 食物繊維が豊富で便秘解消に効果が期待できる
おいしくて美肌やダイエットにも効果的な『豆』6選
大豆
大豆は、必須アミノ酸をバランスよく含む良質なタンパク源で、女性にうれしい成分が豊富です。
なかでも、大豆レシチン・サポニンは、血中の余分なコレステロール・中性脂肪を減らす働きや、シミ・しわ・乾燥といった肌の老化やトラブルを緩和する働きがあります。
また、大豆イソフラボンは、女性ホルモンのエストロゲンと似た働きでホルモンバランスを整え、骨粗しょう症の予防や更年期障害の改善に効果があることが分かっています。
おすすめの食べ方
大豆は、ひじきの煮物・カレー・トマト煮込み・豆サラダなど、さまざまな料理にマッチします。
また、大豆の煮汁を味噌汁に加えれば濃厚な味わいにすることもできます。発酵食品の味噌との組み合わせは、腸をきれいにするのに役立ちますよ。
黒豆
黒豆には、肌荒れ・冷え性の改善が期待できる成分が多く含まれています。 肌荒れや口内炎を防ぐビタミンB群、活性酸素を抑制し、アンチエイジングに役立つビタミンE・アントシアニンなどです。
さらに、ビタミンEは毛細血管を広げて血行をよくし、冷え性の改善にも効果的に働きます。
おすすめの食べ方
雑穀米などに加えて炊けば、もちもちとした黒豆ご飯になり、パンやパウンドケーキに加えてもマッチします。黒豆の水煮をヨーグルトにプラスすれば、満腹感があって便秘改善に効果的なデザートにすることができます。
乾煎りした黒豆にお湯をそそいで黒豆茶にしたり、黒豆の煮汁にホットミルク・はちみつを加えて黒豆ラテにしたりと、飲み物へのアレンジもおすすめ。
レンズ豆
平べったいので、ひら豆とも呼ばれるレンズ豆は、脂質が少なくダイエット向きの食材。ビタミンB群や、不足すると肌荒れを引き起こす葉酸なども豊富です。イタリアでは、お金が入ってくることを願って、お金と似た形のレンズ豆を大晦日に食べる習慣があるそうです。
おすすめの食べ方
火が通りやすいため、下ゆでなどは不要。カレーなどの煮込み料理やスープに直接入れて調理してみてください。
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