半分かじるのがマナー?「はじかみ生姜」の正しい食べ方とは

懐石料理や焼き魚のお皿で見かけることの多い「はじかみ生姜」、みなさんは食べていますか?紅色をした枝状のこの生姜を、食べ方がわからず残してしまう方もいると聞きます。今回はぜひ食べて欲しいはじかみ生姜について、その食べ方と効果をご紹介。

2018年12月5日 更新

「はじかみ生姜」はお料理の一部です

お店で焼き魚などを頼むと、横に添えられている鮮やかな紅色をした枝状の素材を目にしたことがあると思います。「はじかみ生姜」といって、お料理の付け合わせとして提供されることが多いのですが、みなさんはこの生姜を食べていますか?

食べ方がわからず残して帰る方も多いと聞きますが、お魚料理には欠かせない付け合わせなんです。今回はいまいちどんな食べ物かわからない、と思っている人も多い「はじかみ生姜」について、その特徴と効果をご紹介します。

そもそも「はじかみ生姜」って?

はじかみ生姜とは、芽生姜を酢漬けにした生姜料理のひとつ。一般的に使われるボコボコしたものは、「ひね生姜」と呼ばれています。はじかみ生姜に使うのは、このひね生姜の上に生える新しい根の部分で、一般的に「新生姜」と呼ばれている部分。

ひね生姜の保存が、収穫後数ヶ月と長いのに対して、新生姜は鮮度が落ちるのが早いため、収穫後すぐに出荷されます。

はじかみ生姜は、新生姜を筆のように整形し、湯通し後に塩をふって熱を取った後、甘酢につけて作ります。とても鮮やかな色をしたはじかみ生姜ですが、その色は基本的には天然。色が変わっているのは、お酢と合わさることで出る色素反応なんですよ。

はじかみ生姜の食べ方

はじかみ生姜の食べ方には、ちょっとしたマナーがあります。茎と根の部分に分かれているはじかみ生姜は、全体を食べるのではなく、枝状の半分程度の根の部分だけをかじるとされています。お箸で真ん中あたりをつまんだら、白っぽくやわらかい部分だけをかじり、固い茎の部分はお皿に残します。

はじかみ生姜はお口直しを主な目的とする、食後感をさわやかにしてくれるお料理の一部。ぜひ残さず召し上がることをおすすめします。また、食事の途中で箸をはさむのではなく、お膳に上がっているお肉やお魚を食べ終わった後にいただくのが一般的です。

魚料理に添えられている理由

はじかみ生姜は、焼き魚や煮魚のお膳の上で見ることが多いと思いますが、鮮やかな色でお料理の見た目をよくするだけでなく、いただく人のことを考えた、ちゃんとした役割があるんですよ。

例えば、懐石料理の焼き物の膳にはじかみ生姜が添えられているのは、その後のお料理の味をより楽しめるようにするためと言われています。はじかみ生姜を食べることで、次のお料理の前に口の中の魚臭さをを取りのぞき、味覚をリセットすることができるそうです。

定食屋さんの焼き魚定食などにも、はじかみ生姜を見かけることがあると思いますが、最後にかじることで、気分よくお食事を終えることができるはずですよ。
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kamomm

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