重曹を使う

重曹(ベーキングパウダー)を使ってもあく抜きができますよ。水1リットルに対し、小さじ1杯の目安で重曹を入れ、沸騰させます。たけのこの皮はむいて、根元の硬い部分は少しカットし、半分に切って入れましょう。水が減ってきたらそのつど足して、30分弱火で煮てください。

ゆでたたけのこの保存方法

部位別に切り分ける

Photo by leiamama

ゆでたたけのこは「穂先」「中央」「根元」の3つに切り分けると、料理によって使い分けがしやすいですよ。「穂先」は垂直方向に、「中央」は繊維に沿って縦切り、「根元」は繊維を断ち切るように輪切りにするとそれぞれの食感を活かした調理ができます。

水につけて保存する

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たけのこは水をはった保存容器に入れて、冷蔵庫で保存してください。水は毎日替えるのがポイント。なるべく4~5日で食べきりましょう。

たけのこを長持ちさせるコツ

ゆでたたけのこは水につける保存のほかに、薄味で炊いておくのがおすすめ! 刻んでから下味をつけておけば、炒め物やチャーハンなどにそのままアレンジできて日持ちもします。

塩漬けならもっと長持ち

ゆでたたけのこの皮をむき、よく水を切っておきましょう。密閉容器の底に塩をしき、たけのこの内側部分を下にしてのせます。内側のすきまの部分にもよく塩を詰め込んで、周囲も塩でおおってください。

塩がなじむまで1日置くと、たけのこから水が出るので、さらにその上から塩を追加でかけましょう。この状態で、容器に蓋をして保存します。

塩をたくさん使って保存すると、なんと1年持たせることもできるんだとか。使うときは、薄めに作った塩水につけて、ほどよい塩辛さに調整しましょう。

たけのこのゆで方をマスターしよう!

たけのこは、和洋中といろいろな料理に使える便利な食材です。少し手間はかかりますが、一度あく抜きして上手に保存しておくと、使い勝手は抜群。やわらかい穂先は酢の物や和え物に。ほどよい歯ごたえのある中央の部分は、若竹煮などの煮物や炊き込みご飯など幅広いレシピに使えますよ。

たけのこ本来の香りや甘みを楽しむなら、お家でゆでるのが一番♪ 春ならではの旬の味覚をぜひお試しください。

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