ライター : donguri

webライター

何が違うの?コンビニ3社のコーヒーを徹底比較!

Photo by donguri

淹れたての本格コーヒーを手軽に味わえるコンビニ。セブン-イレブン、ローソン、ファミリーマートとさまざまなコンビニが販売するなかで、どのような違いがあるのか気になっている方は多いのではないでしょうか?

本記事では、大手コンビニ3社のコーヒーの特徴を徹底解説!365日ほぼ毎日コーヒーを飲むコーヒーラバーな筆者が、味や香りの違いはもちろん、価格カロリー、コスパのよさなど詳しくお伝えします♪

コンビニのコーヒーには2つのタイプがある

※画像はイメージです
コンビニのコーヒーはマシンのタイプによって大きく2つに分けられます。ひとつはドリップコーヒータイプ、そしてもうひとつはエスプレッソタイプです。

ドリップコーヒーとは、コーヒー粉にお湯を注ぎ、お湯の重みで成分を抽出するコーヒーのこと。一方のエスプレッソは、コーヒー粉に高い圧力をかけたお湯を送って抽出するコーヒーを指します。本記事でご紹介するコンビニでは、以下のタイプのコーヒーマシンを採用していますよ。

ドリップタイプ:セブン-イレブン、ファミリーマート
エスプレッソタイプ:ローソン


ドリップコーヒータイプのコンビニはその名の通り「ドリップコーヒー」を、エスプレッソタイプのコンビニは、エスプレッソをお湯で薄めた「アメリカーノ」というコーヒーを提供しているのが特徴です。

セブン-イレブンのコーヒー

買い方

Photo by donguri

セブン-イレブンはレジでカップを購入し、専用マシンでセルフで淹れるという流れ。ホットの場合はレジでホットコーヒーの種類とサイズを伝え、専用カップを受け取ります。アイスの場合は店内の冷凍ケースから氷の入った専用カップを取り出し、レジで店員さんに渡してくださいね。

Photo by donguri

会計が済んだらレジ周辺にあるコーヒーマシンコーナーへ行き、購入したカップをセットしましょう。セブン-イレブンにはタッチパネル式、ボタン式の2種類の機械があるお店が多いのですが、ホットコーヒー、アイスコーヒーはどちらにセットしても大丈夫ですよ(一部商品はボタン式のみ対応)。

タッチパネル式の機械は自動でコーヒーの種類、サイズを感知してくれるので、画面表示に沿って進むと簡単にコーヒーを淹れることができます。ボタン式の場合は自分でサイズと種類を選び、ボタンを押せばOKです♪

Photo by donguri

タッチパネル式の機械のみ、「軽め」「ふつう」「濃いめ」の3種類からコーヒーの濃さを選べるのが特徴(※)。すっきりマイルドな味が好きな方は「軽め」、香りと甘みを堪能したい方は「ふつう」、コクのある味わいが好きな方は「濃いめ」を選んでみてくださいね。

※濃さを選べるのはホットコーヒーR /L、アイスコーヒー/Lのみで、その他のドリンクには対応していません

セブン-イレブン「7カフェ ホットコーヒーR」の味わい

Photo by donguri

価格:110.16円(税込)
セブン-イレブンの定番コーヒー「7カフェ ホットコーヒーR」は、華やかな香りと深いコク、すっきりとした飲み口が印象的な一杯です。酸味や苦味のバランスが取れているので、万人受けするコーヒーだと感じます!どっしりしたコクというよりも、すっきりしたコーヒーが好きな方におすすめですよ。

セブン-イレブンのコーヒーの特徴

  1. ドリップタイプのマシンを採用
  2. タッチパネル式の新型マシンではコーヒーの濃さが選べる
  3. すっきりとした飲み口で、万人受けしやすい

セブン-イレブンのコーヒーの種類と値段

セブン-イレブンのコーヒーはR(レギュラー)、L(ラージ)の2種類から選ぶことができます。また定番のコーヒーと「高級コロンビア・スプレモブレンド」の2タイプがあり、高級ラインのほうが15〜30円ほど高めです。

ホット

商品名税込価格カロリー
7カフェ ホットコーヒーR110.16円7kcal
7カフェ ホットコーヒーL180.36円9kcal
7カフェ高級コロンビア・スプレモブレンドホットR140.40円6kcal
7カフェ高級コロンビア・スプレモブレンドホットL195.48円9kcal
※カフェラテやその他ドリンクは除く

アイス

商品名税込価格カロリー
7カフェ アイスコーヒーR110.16円9kcal
7カフェ アイスコーヒーL210.60円15kcal
7カフェ高級コロンビア・スプレモブレンドアイスR140.40円6kcal
7カフェ高級コロンビア・スプレモブレンドアイスL235.44円11kcal
※カフェラテやその他ドリンクは除く

ローソンのコーヒー

買い方

Photo by donguri

ローソンは基本的にセルフサービスではなく、レジで注文すると店員さんがコーヒーを淹れてくれます(店舗によってはセルフサービスの場合あり)。

レジが混んでいるときはやや待つ場合もありますが、「注文するだけ」という手軽さはうれしいですよね♪ セルフサービスのお店は購入した専用カップをマシンにセットし、ボタンを押してコーヒーを淹れればOKです。

また一部商品・店舗を除き、タンブラー割引があるのもローソンならではの特徴。持参したタンブラーを渡して淹れてもらうと、税込価格より10円引きで購入できます。

Photo by donguri

ローソンはイタリアのCarimali(カリマリ)社製のエスプレッソマシンを使用していましたが、2018年よりドイツのMelitta(メリタ)社製のエスプレッソマシンの導入を進めています。

従来抽出するのに約40秒かかっていたコーヒーが、約25秒で抽出できるようになったのだそうですよ。また新しい機械では、コーヒー本来の味をよりクリアに感じられるようにバージョンアップしています。

※筆者が訪れた店舗で使用していたのは旧タイプ、カリマリ社製エスプレッソマシンでした

ローソン「コーヒー(S)」の味わい

Photo by donguri

価格:110円(税込)
ローソンのコーヒーは、エスプレッソをお湯で薄めた「アメリカーノ」タイプ。酸味が少なく香りはライトで、やや苦味が強めです。ミルクとの相性が良いので、普段ミルク入りのコーヒーを飲む方や、しっかりと苦味を感じられるコーヒーが好きな方におすすめですよ。

またローソンではかわいらしい絵柄のカップを楽しめるのも魅力。2022年2月からは、ホットコーヒーのカップデザインに障がいのあるアーティストの方が描いたアートを順次採用しています。ぜひカップのデザインにも注目しながらコーヒーを楽しんでみてくださいね♪

※写真は秋デザインのカップです

ローソンのコーヒーの特徴

  1. 2018年より、メリタ社製のエスプレッソマシンを順次導入
  2. レジで注文すると店員がコーヒーを淹れてくれる(※)
  3. タンブラー持参で税込価格より10円引き(※)
※店舗によってはセルフサービスの場合があります
※タンブラー割引は一部店舗、一部商品を除きます

ローソンのコーヒーの種類と値段

ローソンのコーヒーは “メガサイズ” があったり、カフェインレスタイプも選べたりと、種類の多さが魅力的。またダージリンティー、ロイヤルミルクティー、アイスシトラスティー、アイスレモネードなど、コーヒー以外のドリンクも充実しています。

ホット

商品名税込価格カロリー
コーヒー(S)110円6kcal
コーヒー(M)180円9kcal
コーヒー(L)210円9kcal
メガホットコーヒー300円18kcal
カフェインレス コーヒー(S)170円6kcal
カフェインレス(ポーションタイプ)コーヒー(S)170円6kcal
※カフェラテやその他ドリンクは除く

アイス

商品名税込価格カロリー
アイスコーヒー(S)110円10kcal
アイスコーヒー(M)180円12kcal
メガアイスコーヒー300円24kcal
カフェインレス アイスコーヒー(M)220円9kcal
カフェインレス(ポーションタイプ) アイスコーヒー(M)220円6kcal
※カフェラテやその他ドリンクは除く

ファミリーマートのコーヒー

買い方

Photo by donguri

ファミリーマートのコーヒーはセルフサービス。ホットの場合はレジで購入したいコーヒーの種類とサイズを伝え、アイスは冷凍ケースからカップを取り出し、会計時にレジで渡します。カップの会計が済んだらレジ周辺にあるコーヒーマシンにセットしましょう。

Photo by donguri

ファミリーマートでは、ホットのブレンドコーヒー(S・M)のみレギュラータイプか「濃いめ」かを選択できます。追加料金なしで、その日の気分に合わせて気軽に選べますよ。ボタンとメニューが離れていて少し分かりづらいので、押し間違えないように注意してくださいね。

ファミリーマート「ブレンドS」の味わい

Photo by donguri

以前はエスプレッソ式のマシンでアメリカーノを提供していたファミマですが、2018年よりドリップ式マシンを導入。また2020年には世界一のバリスタ粕谷哲氏監修のもと、コーヒーをリニューアルしました。深煎り豆の配合率を従来品より1.5倍以上増やし、“甘味焙煎” でコーヒー豆本来の甘さとコクを引き出しているのがこだわりです。

筆者は濃いめではなくレギュラータイプを選んだのですが、しっかりとコーヒー豆のコクと深みを感じることができました!雑味がなく、酸味は控えめのすっきりとした味わい。気分をリフレッシュしたいときや、眠気を覚ましたいときにおすすめです♪

ファミリーマートのコーヒーの特徴

  1. 2018年よりエスプレッソ方式からドリップ式マシンに変更
  2. 世界一のバリスタ粕谷哲氏監修のこだわりコーヒー
  3. ブレンドコーヒーは同価格で濃いめも選べる

ファミリーマートのコーヒーの種類と値段

ファミリマートのコーヒーサイズは主にS、M、Lの3種類。ホットコーヒーは定番のブレンドのほか、最高等級豆のエチオピアモカ豆を100%を使用した「高級モカブレンド」もラインアップしています。

ホットコーヒーの一番小さいサイズで比較すると、ほかのコンビニは税別100円なのに対し、ファミリーマートは税込100円とワンコインなのが魅力的!

ホット

商品名税込価格カロリー
ブレンドS100円3.8kcal
ブレンド濃いめS100円4.7kcal
ブレンドM150円6.3kcal
ブレンド濃いめM150円6.5kcal
ブレンドL195円7.4kcal
高級モカブレンド120円4.9kcal
※カフェラテやその他ドリンクは除く

アイス

商品名価格カロリー
アイスコーヒーS100円4.7kcal
アイスコーヒーM180円8.4kcal
アイスコーヒーL260円11.2kcal
※カフェラテやその他ドリンクは除く

量が多いのはどれ?コスパのよさランキング

順位コンビニ名商品名内容量(※)税込価格1mlあたりの税込価格
1位ファミリーマートブレンドS165ml100円約0.6円
2位セブン-イレブン7カフェ ホットコーヒーR174ml110.16円約0.63円
3位ローソンコーヒー(S)160ml110円約0.68円
※内容量は筆者調べです
購入したコーヒーの1mlあたりの価格を比較すると、ファミリーマートが一番安く、ローソンが一番高いという結果に。ただしどのコンビニも1mlあたり0.6円台と大差ないので、「価格はどのコンビニを選んでもほぼ同じ」と言えるでしょう。

また表で記載している内容量は実測値なので、多少の誤差も考えられます。あくまで参考程度に留めてくださいね。シンプルに量が多いコーヒーを購入したい方は、セブン-イレブンのホットコーヒーがおすすめです♪

コンビニコーヒーを楽しむおすすめアイテム3選

1. シービージャパン「GO MUG」

ITEM

CB JAPAN(シービージャパン) GO MUG S

¥695〜

容量:300ml サイズ:直径約7.6×高さ9.7cm 重量:約120g 材質:ステンレス鋼

※2022年9月19日時点 価格は表示された日付のものであり、変更される場合があります。本商品の購入においては、Amazon.co.jpおよびrakuten.co.jpおよびshopping.yahoo.co.jpで正確かつ最新の情報をご確認ください。
「GO MUG」は、コンビニコーヒーがカップごとすぽっと入るステンレスタンブラー。保温・保冷にすぐれているので、ホットなら温かい状態を、アイスなら冷たい状態を長時間キープできます。もちろん直接飲み物を入れて使用してもOK♪ 結露を防いでくれるので、アイスなら水滴がつきにくいのも魅力です。

2. ボーン「CUP Tie」

ITEM

Bone(ボーン)CUP Tie BK

¥550〜

サイズ:幅12×高さ18×厚み1cm 重量:17g 材質:シリコン

※2022年9月19日時点 価格は表示された日付のものであり、変更される場合があります。本商品の購入においては、Amazon.co.jpおよびrakuten.co.jpおよびshopping.yahoo.co.jpで正確かつ最新の情報をご確認ください。
コンビニでコーヒーを購入した際、片手が塞がって不便に感じたことはありませんか?そんなときにおすすめなのがこちらの商品。2005年に台湾で生まれたブランド「Bone(ボーン)」のアイテムで、カップにセットするだけでドリンクを楽に持ち運びできます。コンパクトにしまえるシリコン製なのもうれしいポイント!

3. ハクロ「ぴたっとはまるカップスリーブ」

ITEM

HUKURO(ハクロ) ぴたっとはまるカップスリーブ M

¥3,850

サイズ:縦約6.8×横13×厚み0.5cm 重量:約20g 材質:牛革(オイルレザー)/栃木レザー

※2022年9月19日時点 価格は表示された日付のものであり、変更される場合があります。本商品の購入においては、Amazon.co.jpおよびrakuten.co.jpおよびshopping.yahoo.co.jpで正確かつ最新の情報をご確認ください。
「コンビニコーヒーをおしゃれに持ち歩きたい」という方は、こちらの商品を要チェック!リッチで上品な印象を与える、栃木レザーを使用したスリーブです。コンビニのコーヒーカップは同じサイズでも微妙に形が異なりますが、HUKURO(ハクロ)のスリーブはボタンを支点にぴったりとフィットしやすいのが特徴。コーヒー好きへのギフトにもおすすめです♪

好みやシーンに合わせてコンビニコーヒーを選ぼう

使用されているマシンや抽出方法、豆の焙煎具合など、コンビニによってコーヒーに違いがあります。好みに合わせて選ぶのもいいですし、朝はすっきりした味わいのものを、眠気を覚ましたいときは苦味の強いものをと、シーンに合わせて選ぶのもおすすめですよ。ぜひ味の違いに注目しながら、コンビニコーヒーを楽しんでみてくださいね♪
※掲載商品の情報は公開時点のものです。店舗によっては取り扱いがない、または販売終了している場合もありますので、あらかじめご了承ください。
※本記事は個人の感想に基づいたもので、感じ方には個人差があります。
コンビニ カフェラテの比較記事はこちら▼
※掲載情報は記事制作時点のもので、現在の情報と異なる場合があります。

編集部のおすすめ